大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2019.5.11公的機関が「地域活動」を応援するスタンスとは?


  • みま~も・かごしま、ここに集う仲間たちが常にそこにある場、空き家を活用した全世代対象対応型居場所づくりに取り組んでいる。「みま~もカフェかっちゃん邸郡元」この内覧会のため鹿児島に向かった。この日までに、どれだけ多くの人たちが準備に関わってきたのか?集まった人たちの笑顔にその答えがある。地域のみんながこの「場」の誕生を喜んでいる。

    一人では決してできない。同じ目的を共有した者同士、力を合わせないとどうにもこうにも動かすことができない。だから力を合わせよう!
    この大きな目的に向かう道筋が見えて手を取り合う。そんな前夜は気持ちがいい・・・。
    この大きな目的に向かって、一人ひとりが夢を語る。小さい一歩かもしれない。でもこの一人ひとりの夢が、地域全体に広がっていったら地域は動く。「こうありたい!」という思いの詰まった言葉が、共感を広げる原動力!


    ふっと思う・・・。このような地域の一人ひとりの思いの高まりに、行政の方々はどうあろうとするのか?どう対応するのか?
    この思いの高まりを、机上の自分たちが描いた計画にあてはめることに力を注ぐのか?自分たちが描いた計画通りではないから見て見ぬふりをしていくのか?それとも・・・・。

    地域包括ケア、地域共生社会の実現、この国の政策に今何より必要なことは「わが事丸ごと」のキーワードにあるように、「共感をつなぎ、主体を広げていくこと!」。
    これなしに、実現などあり得ない。成果や結果にのみ目を向けるのではなく、結果や成果に向かう過程こそ大事!

    私が、地域共生社会の実現に向けて行政機関に期待することは、『自治体として、地域活動を応援(支援)するスタンス』 ! 具体的には以下の3点だと感じている。

    ① 必要な公的機関・部署との橋渡し。
    ② 多岐にわたる情報提供。(様々な団体の例や他地域の情報など)
    ③ 運営そのものには決して立ち入らず、自由を認め見守る。

    自治体職員として、地域の主体を創るうえで重要なのは、結局のところ、行政が関わり何かをすることではなく、地域を育てる視点なのだとつくづく思う。

    地域の主体が生み出した結晶であるこの「場」に、次は行政の関わりが求められている。さぁ!どのように関わりますか?



     

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