大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2017.8.20主体を生み出す分岐点!
  • みま~も発足3年間は、ただひたすらに毎月地域住民向けのセミナーを、無料で会場を提供してくれた地域老舗百貨店『 ダイシン百貨店 』の介護用品売り場で開催し続けた。

    最初の頃は20~30名の参加者が、3年も継続すると100名を超える参加者で埋め尽くされるようになり、地域にすっかり定着した取り組みとなった。

    この時点でやっていることに満足する自分がいたら、きっと今のみま~もはなかったと思う。

    当時の自分は、100名も参加者がいながら充足感に満たされることがなかったのです。

    なぜなら!

    「毎月100名を超える地域に暮らす皆さんが集まっているのに、所詮は主催する側がいて、参加者(=お客さん)でしかない。
    ここに毎月集まっている人たちが、地域の中でやりがいや生きがいを感じながら、少しの責任を持ち、活動できる事業をみま~もとして行うことはできないだろうか???」

    この思いが、地域にある商店街、そしてその裏にある地域住民からも忘れ去られていた公園をみま~もの拠点とした、「みま~もステーション」事業に結実していったのです!

    現在みま~もとともに地域活動を担う住民の皆さん(みま~もサポーター)は100名!

    まずは自分自身が楽しさや豊かさを実感し、地域のためにできることを考え、主体的に関わっています。

    参加者から主体への転換。この分岐点を越えることができるか?いつまでも「何かをしてあげる」でやり続けるのか?

    それは主催者の発想の転換次第です (^_-)

     

    みま~もステーション事業の始まり・・・。
    それはまず、みま~もサポーターを募り、地域からも忘れ去られた危険な公園をきれいにして、子どもたちが安心してくることができる公園にすることからのスタートでした。

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    みま~もサポーターと「地域のために自分たちができること」を手探りで具体的に取り組んでいきました。
    この日は、講演で収穫したバジルを使ってジェノベーゼを食べる会!地域に暮らす人たちと、私たち専門職との距離が縮まっていったのもこの頃でした。

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    地域に暮らす人たちの中には、いろんな得意なものを持った人がたくさんいる!それをつかむことができ始めたのも、みま~もステーション事業を始めてからです。
    飾り巻き寿司名人 Sさんがみま~も飾り巻き寿司を作ってくれました!

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    みま~もステーションの毎月発行しているチラシ。今では年間420講座開催しています!

    H29.9月ミニ講座予定表 22 H29.9月ミニ講座予定表 2

    これからも、地域に暮らす人たちとともに、みま~もは歩み続けます。

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    事業所: 全体

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