奈良2日目!
奈良に行ったら行かねばなるまい!「若年認知症サポートセンター きずなや」 若野さんのもとへ!
「若年性認知症サポートセンター きずなや」は、認知症の人の望む場を創ろうと、当事者と共に様々な活動をしています。
私が訪ねたのは、33000坪の敷地に観光地の復興を認知症の人や引きこもりのメンバー、地域の高齢者と一緒に創っている場です。
人の手が入っていない広大な敷地。この地を、そこに暮す人たちの手で再び切り拓いていく。具体的な「作業」を通してそこにつながりが生まれ、地域力を育んでいく。
「 認知症の方だけの困りごと解決だけに焦点を置かず、地域の困りごと解決に焦点をあて、多くの方々と解決に向け努力していけば、結果、認知症の人も安心して暮らしていける町に近づけるのではないかと考え活動をしていきます。 」 (ホームページより引用)
「認知症の方の困りごとを減らすために、社会の環境を変えていこう!」 個別支援対応で決められた範囲の中でのサービス提供だけで認知症の方が住み慣れた地域で暮すためには、多くの限界がある。
だからこそ、地域課題に向き合う。
若野さんたち 「若年性認知症サポートセンター きずなや」の地域をつなぐ活動に,大いに共感しています。
開墾した地に、奈良にゆかりのある絶滅危惧種指定の「大和橘」が植えられる。この土地の多くの人たちの手により、木が大きくなり、花が咲き、実をつける。
若野さんたちの活動こそが、この奈良の地に実をたくさんつけていくのでしょう。
2日目!ホテルに若野さんが迎えに来てくれましたぁ~!
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「きずなや」の拠点に到着!
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地域住民に若野さんがここでやりたいことを伝え、理解を求め、「結果を出すならやってみろ!」と、33,000坪の土地を提供。
空き家だったこの家も提供してくれたのだそうです。
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若野さんの呼びかけで仕事を休み、車で1時間かけて、大阪市住之江区の地域包括支援センターセンター長が私に会いに駆けつけてくれました。
お互い、同じ包括支援センターセンター長!話が盛り上がります。
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絶滅危惧種指定の「大和橘」の苗。貴重なものだと思うのですが、この苗を御所から譲り受けて、育てているそうです。若野さんのネットワークはホントすごい

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33,000坪の人の手が一切入っていなかった荒地を開墾。ここで大和橘を育てています。
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大和橘の実がなっていました。しかし、この木は1年目の木。この実は木を大きくするために摘んでしまうそうです。
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この敷地にある道は、チップを敷き詰めました。高齢者が転んでもやわらかい地面で怪我をしないよう試しているのだそうです。ここだけでトラック10台分のチップを敷き詰めています。
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お昼は、かまどで炊いたご飯!
きずなやの恩ちゃんが、米を研いで用意してくれていました。
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ここで登場!エコストーブ!冬は暖房器具として、1年を通して調理用としても使えます。また災害時にも利用可能。
縦に薪をくべて燃やすことができ、煙もほとんど出ない。また完全燃焼のため、薪も捲きストーブの6割程度で済むそうです。
これも地域の方に作り方を教わり生産。発注していくことを考えているそうです。
ちゃっかり、作り方をもらっちゃいました!みま~もでも作って、かまどで炊いたご飯をみま~も食堂でも提供してみよう!
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恩ちゃんこの暑い中、火起こしがんばっているの図・・・。
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私も火の番をさせてもらっちゃいました・・・・。
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そろそろいいかなぁ~・・・・・
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ご飯の完成です!!
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これにレトルトカレーをかけてぇ~~~~~、んんんん~~~~~~~~~っまい!

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ここでまたまた、私がきていることを聞いて、何と何と、鹿児島医療介護塾メンバー中川さんがやってきてくれました!!
中川さんは、地元である奈良県桜井市の町づくりに尽力する社会起業家。町の図書館に暮らしの保健室を自ら立ち上げ、気軽に健康相談できる場を生活の場に解放しています。自称:半農半療法士!
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話は尽きません・・・・。
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時間となったので場所を移動。若野さんの呼びかけで、奈良で働く皆さんが集まってくれました。
国立病院、県立病院ソーシャルワーカーたち、地域包括支援センターの方々、ケアマネジャーなどなどが集まってくれたのです。これも、若野さんのネットワークですね。
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新幹線の最終ぎりぎりに間に合うまで、語り尽くしました。
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若野さん、そしてみんなぁ~~~~!ありがとうございましたぁ~~~~!
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