みま~もステーション・・・・。
みま~もが3年目を迎えた平成22年4月に新たな事業としてスタートしました。
「いくつになっても、行きたい場所がある!
それは、気軽に訪れることができる場所。行きたいと思える場所!
そこには、友人・知人がいて、自分を待っていてくれる。必要としてくれている・・・。
そして・・・、医療・保健・福祉専門職と地域に暮らす人たちが、日常的に出逢える場所・・・。」
これが、みま~もステーション事業をスタートするときの思いでした。
8月・・・。
このみま~もの拠点である「みま~もステーション」が、大森柳本通り商店街の中心、元履物屋さんを改修し、オープンしました!
「みま~もステーション」は、大森柳本通り商店街振興組合が、地域の新たな交流の場所(アキナイ山王亭)として商店街の空き店舗を利用し、休憩スペース やトイレなどが備わった施設です。
運営の一部は大田区が助成しています。
つくづく思います・・・。
ただの建物です。
でも、この
ただの建物 には、
商店街の人たちの「この商店街を、以前のような賑わいのある商店街に!」という思いが込められています。
行政の方々も、このみま~もステーションの実現に向けて、各関係担当課が縦割りではなく、横につながり協力してくれました。
本来は、つながるきっかけがない商店街、医療・保健・福祉専門職、行政各関係担当課が、みま~もステーション事業を通して、目的のためにつながり合ったのです。
いわば、この
ただの建物 は、つながりの結晶なのではないかと思っています。
8月30日(木)、みま~もステーション完成を記念して、商店街振興組合理事の皆様、そして、このみま~もステーションに関わってくれている、大田区の各関係担当課の皆様を、みま~もレストランにご招待しました。
参加してくださった大田区各担当課の皆様は、8担当課19名!
・企画財政課 政策研究担当
・産業振興課 商業振興担当
・福祉管理課 調整担当
・都市基盤管理課 計画調整担当
・大森まちなみ維持課 公園管理担当
・建設工事課 工事担当
・高齢福祉課
・大森地域福祉課 高齢者支援担当
そして、東京都健康長寿医療センター藤原先生と野中研究員!
さぁ、この皆さんで、完成を喜び合いましょう!では、みま~もレストラン開店です!
8月30日(木) みま~もレストラン開店!
この日のみま~もレストランは、みま~もステーション完成記念 行政関係者・商店街振興組合理事の皆さん・東京都健康長寿医療センターの皆さんを招待してのレストランです!!
いつものように、みま~も協賛事業所スタッフの皆さんが、協力してくれました。まずは、レストランの準備!
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2階では、今までみま~もステーションの各講座で作った作品や、講座の様子の写真を飾り付けしています。
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厨房では、NRE大森弥生ハイツ管理栄養士・・・、いえ、みま~もの管理栄養士 さとちゃん!を中心に、料理の準備が進められています。
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テーブルにはクロスが敷かれ、裏のみま~も公園で咲いた花を置きました。
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55インチの大型テレビ画面では、管理栄養士さとちゃん作成の、みま~もレストラン3年半のお品書きを、流していきましょう!!
当日流した「3年半のお品書き一覧」をご覧になるには、こちらをクリック!!
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この箸袋のデザインは、みま~もステーションの講座『シニアのためのパソコン教室』に参加している方が作成してくれました。
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出ました!
管理栄養士さとちゃんの久々の自信作!みま~もの中心メンバー、商店街振興組合の理事の皆さんを、さとちゃん風に描きました。
それにしても・・・、それぞれ特徴をよく掴んでいますね

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大きい画像で、楽しみたい方は、こちらをクリックしてみてください。
今回レストランにご招待した方々がそろいました。
それでは、始めましょう!

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NRE大森弥生ハイツ施設長、おおた高齢者見守りネットワーク副代表 片山さんから開会のあいさつ。
「みま~もレストランは、お客さんをつくらないんです。ぜひ、今日参加していただき、いろいろなご意見やアイデアをいただければと思います」
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大森柳本通り商店街 理事長よりあいさつ。
和菓子屋さんで忙しい中、いつもこのように出席してくれています。
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大田区福祉部高齢福祉課 課長 中原様
「みま~もさんの取り組みで感心していることは、視覚に訴える言葉。そして、何より一つひとつを積み上げながら取り組みを展開していること。そして何より、そこに楽しさがあること。これがなければだめなんですよね・・・」
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カドヤ建設常務取締役 野口さん。
「商店街は高齢化が進み、自分たちだけではこのような取り組みを行なうことはできませんでした。
たまたま、バリアフリー住宅改修助成事業を、カドヤ建設と牧田総合病院さんで行なうことになり、澤登さんを通じてみま~もさんを知りました。
そして、短期間で一気にこのような取り組みが進んでいったのです。」
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野口さんの案内で、内覧会の開始。
まずは、裏口から外に出て、みま~も公園のご案内。
来年度の公園全面改修に向けた検討も進んでいます。
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さぁ、次は2階をご案内しましょう。
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2階では、みま~もステーションで開催した、各講座の様子を写真や作品でご紹介!
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そうそう、みま~もくんのおでこの光線に触るとご利益があるんですよ!
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公園関係部署の皆さんは、かつての人が来ない、地域から忘れ去られていたこの公園から、今のように変化してきたことを、とても興味深く見ていました。
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内覧も終了!
それでは、お腹もすいてきた頃ですし、みま~もレストランを始めていきましょう!
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大森柳本通り商店街振興組合理事 Tさんの乾杯の発声で始めます。
Tさんが、最近どんどんみま~もくんに似てきていると思っているのは私だけでしょうか???
「それでは、かんぱぁ~~~~~~~い!!」

あっ、言い忘れました。皆さんお仕事中なので、飲み物は100%、ノンアルコール飲料です。
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管理栄養士さとちゃんから、料理の説明。
今回の料理メニューは、3年半前の第1回みま~もレストランの料理メニューとほぼ同じだそうです。
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「まずは、テーブルの重箱の包みを開いてください!」
開くと、包みの布はテーブルクロスに早変わり。
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重箱を各テーブルで開けると、次々と感嘆の声が聞こえます。
「この感嘆の声を聞きたくて、重箱にしてみました。」 と、さとちゃん・・・。
すると、さらに大きな感嘆の声が返ってきました

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さとちゃん渾身の料理の数々がテーブルに並んでいます。
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さとちゃんは言います・・・。
「ネットワーク、ネットワークと大事さを訴えても、それだけでは退いてしまう人もいる。でも、食事は人を楽しく集わせることができる。
私はこれからも、食を通して、この取り組みに携わっていきます。」
さとちゃん・・・、ありがとう。
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厨房では、天ぷらをその場で揚げて、振舞います。天ぷらの中には、公園で収穫したバジルなどもありました。
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女性の方には、デザート、フルーツバイキングもカウンターに用意!!
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あまりの料理のすばらしさに、皆さんお手持ちのデジカメで、「パチリッ!」

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今日は、行政の各担当課の皆さん20数名が一同に集いました。
一人ひとりから、自己紹介と感想を話してもらいました。
東京都健康長寿医療センターの藤原先生と研究員の野中さん。
今まで、たくさんのお力をいただきました。
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大田区福祉部高齢福祉課 U係長。
今回のこの集いのために、各担当課に声をかけてくださいました。
みま~もステーションが、今日、このようなところまで歩んでくることができたのも、この方がいなければ実現しなかったでしょう。
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最後に、みま~もの4年半の歩みの膨大な写真の中から、厳選写真を選りすぐり、小田和正の音楽「たしかなこと」をBGMに作成した「みま~ものAYUMI~15分バージョン~」を見てもらいました。
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この映像、何度見ても胸が熱くなって、こみ上げてくるものがあるんですよね・・・・。
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最後に、代表中村さんからあいさつ。
「みま~もを立ち上げ、最初に澤登さんと区役所にごあいさつに行ったとき、担当の方からは、やるのはいいが、くれぐれも区に迷惑をかけないようにと言われたことを思い出します。
あれから4年半・・・。私たちはこれからも、大田区の皆さんと同じ思いに立ち、活動を進めていきます。」
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みま~もレストランを、大成功の中終えることができました!
片付けながら、つ・ま・み・食・い!
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そういえば、みま~ものスタッフは、忙しくて食べる暇がありませんでした。
あまった料理で2次会の開始!!
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副代表 片山さんを中心にまとめ会。
皆さん本当にお疲れ様でした!やりきったね!

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