おおた高齢者見守りネットワークが平成21年8月からスタートした事業 「SOSみま~もキーホルダー登録システム」 が、今年度4月より大田区のサービスとして生まれ変わりました!!
おおた高齢者見守りネットワークが、地域の医療機関のソーシャルワーカーたちと生み出した「SOSみま~もキーホルダー登録システム」。
それまで、おおた高齢者見守りネットワーク(みまーも)を通して築いてきたネットワークを、すべて注ぎ込んでこのシステムを形にしました。
つまり、大田区で働く医療・保健・福祉専門職たちが、「地域に暮らすすべての高齢者にとっての本当の安心とは何なのか???」を考え、生み出し、そして広げてきた、思いと誇りの結晶です!
ですが、申請をスタートさせてすぐの頃から、私はこのように考えるようになっていました・・・。
「このシステムは、すべての必要と感じている人たちに届けるべきもの!そうであるのなら、一任意団体として、広げていくのは限界がある。」
そう考えたときに、
「このシステムは、本来自治体のサービスとして取り組むべきもの!」
そう切り替えて、一緒に生み出してくれた多くのみま~もの仲間たちに考えを伝えました。
そして、自分たちの手から手放すために、今日までさまざまな機関へ働きかけてきたのです。
ある地方の行政関係者と話しをしていたときに、話題はSOSみま~もキーホルダー登録システムの話しになりました。
「一度聞いてみたいと思っていたのですが、どうして自分たちで形作ってきたキーホルダーを、行政に戻すようなことをするんですか!
このシステムは、立派に市場原理にのせていけるじゃぁないですか!」
私はこの方の質問には答えず、このようなことを聞いてみた。
「今まで、一任意団体の取り組みが、自治体のサービスになったようなことってご存知ですか?」
すると、その方はこう言いました。
「そんなもん、あるわけないじゃぁないですか!私が知る限り、実例がありませんよ!」
この取り組みは、行政のトップダウンでスタートしたとしたら、今のように、地域包括支援センターも、各自治・町会も、民生委員の方々も、そして、地域住民も、主体的にこのシステムに関わることはなかったでしょう。
ここまで広がってきたからこそ、これからは、すべての地域住民が手にするために、自治体としての公的なサービスとしていくことが必要なんです。
このキーホルダー登録システムと、民間の緊急通報サービスや、都内でも取り組まれている「救急医療情報キット」などとの一番のちがいは、
地域包括ケアの中核であり、高齢者の総合相談窓口であり、医療・福祉の専門職が配置されている、「地域包括支援センター」を、申請の窓口とし、情報が集約される場としている点です。
この地域包括支援センターを、このシステムの拠点としていることで、消防・警察・行政機関・医療機関との連携がスムーズにでき、なおかつ、常にご本人の最新の情報が、本人任せではなく地域包括支援センターの台帳として保管されていくのです。
そして、本人の状況に変化があれば、そのまま、地域包括支援センターが、今までの情報の蓄積をもとに、支援に入ることができるというのも、他のサービスにはない利点といえます。
大田区は、このキーホルダー登録システムを、ほかの大田区独自の高齢者向けサービスと同様には当初から考えていません。
このキーホルダーシステムを、今は、医療や介護、地域包括支援センターを必要としていない高齢者や、自治会・町会等と、地域包括支援センターがつながるためのツールとして考えているのです。
今まで、このSOSみま~もキーホルダー登録システムについては、多くの自治体から問い合わせがあり、実際に、すでに導入している自治体も多くあります。
しかし、このシステムの本来の有用性を理解して、導入する自治体は、我が大田区が初めてでしょう・・・。
キーホルダー登録システムをきっかけに、地域包括支援センターにやってくる・・・。
キーホルダー登録システムをきっかけに、地域包括支援センターというところがどういう機関かを知ることができる。
キーホルダー登録システムで地域包括支援センターとつながった、
つながりの更新も含めて、毎年、誕生月に情報の更新に、地域包括に来てもらう・・・。
そして、元気なうちは、万が一のための
安心のお守り 代わりに持ち歩いてもらう。
このようなつながりを持っているからこそ、医療や介護が必要となったときに、早い段階から私たちが専門職として、専門性を発揮できる支援が可能となるのです!
4月21日、大田区20ヶ所の地域包括支援センターで申請が始まります。
区内の高齢者の安心のために、キーホルダー!力いっぱい威力を発揮しろよ!!
平成21年6月開催された地域づくりセミナー。テーマは、
「医療の安心!」
このセミナーの講師を引き受けてくれた、地域の200床以上の4病院、医療ソーシャルワーカーとの出逢いをきっかけに、キーホルダー登録システムは誕生しました。
<6月の地域づくりセミナーの様子>
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この4病院の医療ソーシャルワーカーたちは、セミナー後、大田区すべての病院医療ソーシャルワーカーたちに、1ヵ月後の申請開始に向けて協力を求めてくれました。
<平成21年7月、大田区医療ソーシャルワーカー連絡会に参加。キーホルダー登録システムへの協力を求めました。>
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セミナーに関わってくれた、医療ソーシャルワーカーたちも、自分たちのこととして、協力依頼をしてくれました。
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このように多くの専門職たちの協力により、考えが浮かんでから2ヶ月というスピードで、
平成21年8月1日、申請開始が可能となったのです!
みま~ものキーホルダー登録システムは、この日から、私たちだけのものではなく、地域で暮らす人たちの「地域で暮らす安心」に必要なものとして、広がっていきました・・・。
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平成24年4月、大田区のサービスとなったNEWキーホルダー!
みま~もくんも変わらずにキーホルダーにいます。
しかも、大田区のマークをおでこにつけてグレードアップ!!
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自宅の冷蔵庫には、この情報登録カードを貼っておく。
これで自宅の万が一のときにも、救急隊が登録番号を地域包括支援センターに問い合わせ、すぐに情報を把握できます。
このカードには本人が忘れないように、更新月も書き込んでおきます
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申請書は2枚複写になっていて、1枚目は地域包括支援センターが管理。
そして、この2枚目に、じつは仕掛けがあります・・・。
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2枚目は、このように情報カードがマグネットになっていて、冷蔵庫に貼って張っておきます!
ただ、情報が書いてあるほうを表にしておくと、情報が丸見えなので・・・・、
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情報の面を裏にして貼っておく。
すると裏には、介護予防のための栄養バランス表が・・・!
これで、冷蔵庫に張っておいても違和感はないですね・・・・。
よっ!考えましたね、大田区!!
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本キーホルダーが全国に普及するためには、キーホルダー事業が「みまーもの精神」と共に広がってゆく事が重要と考えております。アイビスはStreamシステムでキーホルダーご利用者の方々の個人情報保護を実現するお手伝いをします。
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丹羽ママです!澤さんお久し振りです。相変わらずご活躍で何よりです。またまた、岡田さんと入新井に遊びに行きたいです。その節は宜しくお願い致します。
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丹羽ママァ!お元気でしたか?ぜひ、また来てください!楽しみにしています。
さわ