大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2014.5.23キーホルダー事業の更なる可能性!
  • 5月25日(日) 9:00~11:00 蒲田医師会 医療法人社団 至髙会 高瀬クリニック 髙瀬 義昌 院長 からの勧めで、ITヘルスケア 第8回学術大会で発表をすることになった。
    シンポジウムのテーマは、 認知症を取り巻く現状とICTへの期待 ~ケアの視点を中心に~ 
    座長:町永 俊雄(元NHK),高瀬義昌(医療法人社団 至高会理事長)
    シンポジウムは2部構成。
    前半は、今、認知症の人が生き生きとして暮らすことができる社会をつくるために認知症ケアメソッドのひとつ「ユマニチュード」について。
    そして後半が、地域における認知症対策として、大田区のキーホルダー事業を中心に展開していく。後半のシンポジストは、
    私が、 「 高齢者見守りキーホルダーがつくる『安心』と『安全』 」
    ・ 株式会社カナミックネットワーク 取締役会長 山本 奨 氏 『 地域見守りネットワークにICTの有効活用、多職種間連携で実動するクラウドサービスの事例報告 』
    ・ 東京都 福祉保健局 高齢社会対策部 部長 中山 政昭 氏 『 2025年を見据えた東京都の認知症対策~地域包括システムの構築に向けて~ 』
    中山部長は、キーホルダー事業をみま~もが生み出した当時、大田区保健福祉部長でした。
    株式会社 カナミックネットワークは、大田区20地域包括支援センターが使用している 介護予防クラウドシステムを導入しています。その関係で知り合い、以来、他自治体等でキーホルダー事業に 自社のクラウドシステムの活用を提案してくれています。
    みま~もが生み出した 『 キーホルダー事業 』 の可能性を、行政(東京都) ・ IT関連企業 ・ みま~も、それぞれの立場から見通すシンポジウム、今から楽しみです。
    ITヘルスケア学会 シンポジウム案内には、このような案内文書が掲載されていました。
                    
    『 高齢者見守りキーホルダー」 (以下見守りキーホルダー) は、2012年4月に施行された大田区高齢者福祉施策であり、大田区が今後の更なる高齢化に向けて、地域包括ケアの核としている施策である。
    登録者は、平成26年2月末で19,750名、65歳以上人口に対する割合は約12.7%である。大田区が実施した「平成25年度高齢者実態把握調査」の結果では、居宅サービス利用者及び未利用者において、最も認知度の高いサービスであり、利用意向については、第一号被保険者、サービス未利用者、施設・居宅系サービス利用者において1位であった。
    この見守りキーホルダーは、おおた高齢者見守りネットワークが2009年に、病院ソーシャルワーカーと協働し生み出したシステムであり、当初は一部地域のみでの取組であった。
    その後住民からの要望により行政施策となり、また、全国的にも注目されることとなり、更に幾つかの自治体では実際に施行が始まるなど、驚く程の波及をみせている。 』

    平成25年度 大田区高齢者等実態調査報告書 第4章 「居宅サービス利用者・サービス未利用者調査結果」 P141 介護保険以外の一般サービスの周知度 〈 サービス未利用者 〉 グラフはこちらをクリックしてご覧ください。
    ITヘルスケア学会 第8回年次学術学会 ホームページはこちらをクリック!
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