大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2011.7.25システムに息吹を入れる。
  •  少し、このブログ上で、システムというものについて考察していきたい・・・。
     システムというものは、ただその形を取り入れれば進んでいくかというと決してそうではない。
     そのねらいや、目的を理解し取り組まなければ、機能することはないでしょう。
     私たちは、おおた高齢者見守りネットワークの取り組みを通して、SOSみま~もキーホルダー登録システムを生み出しました。
     生み出したというのは正確ではありません。その時点では、まだ形作ったに過ぎませんでした。
     つくった時点では、 「外出時の万が一のために・・・」 というシステムづくりを形にしましたが、「何かが足りない・・・」。
     その認識が、まだ形作ったが生み出してはいないという気持ちを自分に持たせていました。
     何かが足りないというのは、 システムについての明確な意味づけ です。
     すべての人が「必要」、「大切」と感じてもらえる意味づけ・・・。それがどうしても必要でした。
     取り組みが始まって1ヵ月後のブログには、このキーホルダー登録システムの意味づけをこう自分で表現しています。
     『 この取り組みの目的は2つ!
     ひとつは、外出時などに何か起こった時の身元確認のため。
     そして、もう一つの意味として、元気なうちから地域包括支援センターを知ってもらうということ!
     元気なうちから地域包括支援センターとつながることができるシステム 』

     さまざまな緊急システムというものは、今、さまざまな民間のシステムがある。
     このキーホルダー登録システムは、元気な人が、万が一のための安心のために申し込む人が大多数。
     その申請先を、地域包括支援センターとしたことで、元気な人が、本来地域包括支援センターを現在は必要としていない人が、包括に自ら足を運んでくる。
     このシステムは、そこに意味を、価値を見出したのです。
     だから、 情報の更新も、元気なうちは、包括支援センターとのつながりの更新も合わせて来てもらう
     システムを開発して、1ヶ月で、そのシステムに意味づけを持たせた・・・。つまり、息吹を入れたんですね。
     システムは、その意味付けがはっきりしていて、なおかつ明快で、多くの人に受け入れられるものでなければ広がりを持たせることはできない。
     私はそう思っています。
     システムは、つくったときは形作られただけ!息吹を注入して、初めて 「生み出した」 ということになるんです!
     
    当包括支援センター看護師 たぐナースの実家から届いた青梅6kg!!
    この梅を使用して、みま~もステーション担当のたぐナースはこう考えた・・・。
    「みま~もサポーターの人たちと、梅ジュースを作ろう!!」
    さっそく、管理栄養士さとちゃんと相談。
    7月12日にみま~もステーションで梅ジュース作りを行いました。
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    容器は、みま~もサポーター各自の家にある空き容器を持ち寄り。さぁ、梅ジュース作りを始めましょう!!
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    名店街会館にはゆったりとした時間が流れます・・・。
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    漬け終わりました!!梅ジュース3瓶・・・、そして、りんご&オレンジ酒!出来上がりが楽しみです 
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    みま~もサポーターのみなさん、味見ならいつでも沢に行ってください!すぐに駆けつけますよ 
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