先週・・・、一本のメールが届きました。
「2月23日は遠くまでお越しいただきありがとうございました。一言、お礼が言いたくてメールをさせていただきました・・・。」
話しは1ヶ月前にさかのぼる。
足立区、葛飾区、三郷市で、それぞれ地域包括支援センターの委託を受けている医療法人 ○○会のセンター長 保健師 Yさんから、法人内の地域包括支援センター職員を対象とした研修に来てほしいという依頼からでした。
「ブログを拝見して、活動の面白み、ご苦労など、様々なことを感じ取ることができます。言うは易しで、地域活動は、根気と夢が必要だなぁと思っています。
大田北高齢者見守りネットワークをつくる会の発足から、現在に至る活動展開。
地域診断や、つくる会発足までの交渉や根回し、具体的活動内容など、地域活動のプロセスと工夫したことや苦労したこと、良かったこと、悪かったこと、今後の展望についてお話しいただけると幸いです。
3地区で包括職員合計16名。当日は、遅番体制をとっている包括もあるため、全員参加にはなりませんが、少人数でしっかり学ばせてもらいたいと思います。」
私たちの活動を、発足当初から興味を示し、見つめてくださっていることが、文面から読み取ることができました。
Yさんの依頼を受けて、2月23日足立区へ!
品川→浅草を越えて、右にスカイツリーを見ながら、18時会場に着きました。
会場には、包括職員のみなさんが各地域から集まってきていました。中には、遅番を終え、駆けつけてくる方たちも・・・。
この日ばかりは、同じ包括で働く仲間たち。
みま~もを発足してから大事にしてきたもの、大変だったこと、その中でもずらさなかったこと。
そして、今後の大田区で形づくられていく地域包括ケアの方向性、その中核としての地域包括支援センターが、今後担っていく役割・・・などを話させてもらいました。
参加者は十数名。私の話しの後、参加者全員が、感想や質問を出してくれました。
「澤登さんの包括の職員のみなさんは、同じ思いで取り組んでくれているんですか?」
「行政担当課との関係性は?」
「キーホルダー登録システムはすばらしいですね。私も大森で暮らしたいと思ってしまいました。そろそろ、キーホルダーを持つ方の年齢に近づいているので・・・

」
法人内で各地域に包括支援センターがあり、定期的に集まり、こうやって学んだり、交流しあったりする場がある。とてもすばらしいことだと思いました。
あれから1ヶ月・・・。
あの時、参加してくれていたNさんが、メールをくださったのです。
澤登さんのお話しをお聞きして以来、私たちの何かが変わってきています。
それは、「きっと自分たちにも、もう少しできるのではないか・・・」 という気持ちです。
そして、いろいろな人や組織につながっていくことを考えるようになりました。
例えば、「介護予防教室の講師を考える時に、自分たちの地域で活動している人はいないか・・・」と考えたり・・・、
「団地などで作られている少人数のグループにつながることを働きかけたりすることが大切だし、もっとやってみたい!」というモチベーションが上がってきているように思います。
自分たちなりに、「少しでも前にいきたい!」 と元気と勇気をいただきました。ありがとうございました。
区内の他の包括の人たちにもぜひ聞いて欲しいお話でした。機会をつくることができたら良いなーと思っています。その時はよろしくお願いします。
それでは失礼します。
Nさん、ありがとう。地域はちがえど、同じ東京の包括仲間!何かあったらご連絡ください。今度はぜひ、私たちの街、大森にも来てみてくださいね!
大森から、一路足立区へ!
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着いたときには、もう薄暗くなっていました。地図をしっかり握り締めてきたのですが、予想通り、道に迷ってしまいました。
Yさんに連絡!「あのぉ~、たぶん道に迷っているみたいなんですけど、昔ながらのラーメン屋さんの前にいるんですが・・・」
Yさんがすぐに迎えに来てくれました。
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話しをした・・・というよりも、包括の仲間たちと話し合うことができたという気がしています。
みなさん、ありがとうございました。今度はぜひ、大森にも来てくださいね!
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