大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2011.11.5同胞=仲間=みま~も!
  •  今年の年明けぐらいだったでしょうか?我が包括支援センターにある大学から連絡が入りました。
    「そちらは来年度、当大学の社会福祉士実習生の受け入れが可能でしょうか?」
     じつは、社会福祉士の実習受け入れは24日間。年度明けからみま~もの新たな事業、「みま~もステーション」などの具体化も進んできているため、
    「来年度は申し訳ないのですが、実習生の受け入れについてはどこの大学にも断わっているんです・・・・」
     そう大学の実習担当者に伝えた。すると実習担当者は、
     「そうですかぁ~、実際に私たちの大学の受け入れ実績もありませんですしね・・・。そう学生にも言ったんですが、学生から、あなた様の地域包括支援センターで実習したいと、たっての希望があり連絡したんです。」
     ???
     
     「その希望している方はどなたですかね?」と私は聞いてみたのですが、
     「すいませぇん、実習が決まるまでは、学生の名前は教えられないんですぅ~」という返事。
     誰かはわからない、なぜうちを希望しているのかもわからない?
    でも、自ら希望して、うちの包括支援センターで実習を希望している・・・。
     そうなのであれば、受けてあげるのが筋というもの!
     「わかりました。受けることにします!」
     「そうですかぁ、ありがとうございます!それでは、後日、当学校の受け入れのための書類を送りますので返信をよろしくお願いします・・・」
     それから数日後、ある方からメールが届いた。
     「実習の受け入れありがとうございます!よろしくお願いします。」
     昨年9月、日本社会福祉士会主催の「地域包括支援センター社会福祉士全国実践研究集会~地域包括ケアにおける地域包括支援センターの役割~」に、シンポジストとして参加したときの懇親会で知り合ったYさんでした。
     Yさんは、日本司法支援センター(愛称:法テラス。総合法律支援法に基づき、平成18年4月10日に設立された法務省所管の公的な法人。)で働きながら、社会福祉士資格取得のため学んでいたのでした。 
     そして、Yさんは今、私たちの地域包括支援センター実習生として、24日間の実習を受けているのです。
     働きながらの実習のため、1ヶ月5日ぐらいのペースでやってくる。
     しかも、実習途中で、東日本大震災の被災地支援のため開所した宮城へ異動。
     実習のたびに、大荷物を抱えて宮城県から実習にやってくる。
     みま~もガーデンで、サポーターと一緒に公園の整備。ステーションの各講座には、おはなナース、たぐナースとともに準備から関わる。
     小学校での認知症サポーター養成講座に私と一緒に参加し、地域づくりセミナーには黄色いベストを着て、みま~もの運営会議にも一緒に出席!
     私が締め切りに追われていた「みま~もまとめ集」の原稿の校正も、的確にこなしてくれました。
     実習生というよりは、もう、当地域包括支援センターの職員のようです。うちの職員の中でも、みま~もの中でも、すっかり溶け込んでしまいました。
     月日が経つのは早いもので、Yさんの実習期間も、あと2日!11月19日の地域づくりセミナーが最終日となってしまいました。
     実習が終わると、大田区大森と宮城・・・。会う機会も少なくなってしまう。
     「よし!みま~もらしいYさん激励会をしてやろう!」そう決めて、11月4日(金)仕事が終わってから激励会を開催しました!
     激励会は、何と映画会。
     「男はつらいよ」で有名な山田洋次監督が、1975年に作成した映画 「同胞」を、見ながらの食事会です。
     岩手県のとある農村を舞台に、東京の劇団のミュージカルを公演しようとする青年団の活動を描いた作品。
     この映画をYさんに贈ろうと思ったのは、この映画に出てくる農村の青年団たちの、演劇公演を計画し成功させるまでの過程や一人ひとりの思いが、みま~もそのものなんです。
     「自分たちが生まれ育った街で、青年会が主催し演劇をやろう!」と突然やってきた一人の女性(倍賞千恵子)。
     演劇の題名は「ふるさと」。劇団員の熱意に圧され、演劇を観たこともない青年たちが言われるまま、村で初の舞台公演に取り組んでいく。
     様々な困難や障害を、仲間たちで乗り越え当日を迎えた青年たちは・・・???
     「今までこんなに真剣に何かを取り組んだことが生きてきた中であったろうか?」
     「そしてこれからの俺の人生に、あんな夢中な思いをすることが何べんもあるといいと思います。もしかしたら、幸福とはそういうことなんじゃないかと・・・」

     村の青年会会長(寺尾 聰)は、この取り組みを通して人間にとって本当の幸福とは何かを見つけ出します。 村の青年たちに、人間として本当に大切なものを残し、劇団員は次の地へ向かう、「ふるさと」の歌を高らかに歌いながら・・・。
     「宮城の地に飛び込んで、新たな人とのつながりを通して、支援活動に取り組んでいるYさんにこの映画を贈りたい。」そう思ったのです。
     みま~もの管理栄養士 さとちゃんが、この激励会のためにものすごい豪華な食事を用意してくれました!しかも全部、さとちゃんの手作り!
     この映画の題名『同胞』とは、
     「 同じ父母から生まれた兄弟姉妹。2 同じ国土に生まれた人々。同じ国民。また、同じ民族。」そして、なかま【仲間】という意味でもあります。
     仲間とともに、真剣に何かに取り組む。取り組む中で生まれる人と人とのつながり。これこそが、取り組んだことで得られる成果物なんかよりも大事なこと。そして、これが人間にとっての幸福なんだと私も思っています。
     Yさんへのこれからのエールを込めて、この映画をみま~もから贈ります・・・。
    Yさんと出会っていた、日本社会福祉士会主催「地域包括支援センター社会福祉士全国実践研究集会~地域包括ケアにおける地域包括支援センターの役割~」のことを書いたブログ記事は、こちらをクリックしてご覧下さい。
     
    映画「同胞」の予告編にあわせて、主題歌の『ふるさと』が流れている映像です。こちらをクリックしてご覧下さい。
    Yさんの激励会に、この『同胞』を用意しました。
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    この激励会のために、管理栄養士 さとちゃんが手作り料理をふるまってくれました。見てください!この絶品料理の数々!とても我が包括支援センターでの食事とは思えません!
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    このねぎの中にかつおのたたきがいっぱい!さとちゃん一押し料理。おいしかったぁ~~~~~~。
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    みま~も代表中村さんが、ケーキを差し入れてくれました。中村さんとぺこちゃん・・・・、このアンバランスさが心打たれました 
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    まったくの思いつきの、急なお誘いでしたが、東京都健康長寿医療センターのみなさん、何人かのみま~もメンバーが駆けつけてくれました。
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    Yさんからのあいさつ。
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    まずは映画の前に、さとちゃん手作り料理で腹ごしらえ!
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    2時間7分の映画を観た後は、余韻に浸りながら映画の主題歌『ふるさと』を歌います!
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    最後にみんなで記念撮影!
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    記念撮影でYさんが手に持っているもの。これが、映画の主題歌「ふるさと」の歌詞です。
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