大田区薬剤師会理事の方から、
「地域包括支援センターの役割について話しをしてほしい」 という依頼があり、2月17日(日)大田区薬剤師会研修会に参加してきました。
参加予定者は200名・・・

大田区薬剤師会では、年2回の研修を実施しているそうです。
じつは私・・・、今回の研修会で区内の薬剤師の皆さんにお会いすることを、期待とともに楽しみにしていました。
なぜなら、私たちみま~もの考える地域包括ケアのキーワードは、
「 元気なうちから日常的に医療・保健・福祉専門職とつながるシステム構築! 」
高齢者の方たちは、元気に見えても、何らかしらの持病を抱えながら地域で暮らしている。
75歳以上では、平均2,6個の複数の病気を抱えているそうです。
この方々が、地域で働く身近な医療・保健・福祉専門職として感じているのは、まちがいなく、地域の薬局にいる薬剤師の方々でしょう・・・・。
医療や介護が必要となって初めて訪れる場・・・。それが地域包括支援センター。
でも、地域の薬局は、その方たちともっと早い段階で日常的につながっているのです。
しかも、薬局の数というのは、全国的にも、東京でも、コンビニの数よりも多く存在しているのです!!
いわば、地域の薬局というのは、
『 地域医療のフロントライン! 』
今回の研修会で私は、地域包括支援センターというものの役割・機能を、薬剤師の皆さんに理解していただくこと。
そして、地域包括支援センターと地域の薬局の連携が求められてること。私たち、地域包括支援センターも求めていること。
を中心に話しました。
研修終了後、多くの薬剤師の方から声をかけられました。
「実際に、包括支援センターと相談したいと思う方が多くいるのですが、個人情報の関係などで躊躇してしまうんです・・・。」
私 :
「日頃その方と窓口で接していて、薬剤師の皆さんが、『 おやっ? 』 と思うのでしたら、ぜひご連絡ください!お互い専門職同士!当然、守秘義務を守りながら対応します。
おやっ?と薬剤師である専門職の方が思うのですから、その時期には何らかしらの形で、包括支援センターも対応していることが多いと思います。ぜひ、気づいた時点で一緒に考えましょう!」
「地域に存在する薬局として何ができるのか?何かをしたいと思っているのですがどうすればいでしょう?」
私 :
「ありがとうございます!その思いを、エリアの地域包括支援センターにぜひ伝えてみてください!一緒に考えましょうよ!何ができるかを・・・。
まずはお互いが顔を合わせて、この地域で何ができるかを考え合う。それがとても大事なような気がしています。」
地域医療のフロントライン!と、地域包括支援センターの連携・・・。
何かが生まれる、そんな予感を感じています。
大田区薬剤師会の皆さん、貴重な機会をいただきありがとうございました!
大田区薬剤師会研修会 「地域包括支援センターの役割」で話した資料の一部は、こちらからご覧になれます。
大田区薬剤師会研修会で、「地域包括支援センターの役割」について話しをしてきました。
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日曜日にもかかわらず、200名近い薬剤師の皆さんが集まっています。
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一部は、株式会社 スギ薬局 医療営業推進部 Hさんの講演。
「在宅患者の服薬指導の実践と課題」
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私からは、「地域包括支援センターの役割」について話しました。
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皆さん、とても関心を持って聞いてくださっていました。
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地域包括支援センター六郷中センター長 Oさん、そして、わが包括職員 Hくんが、休みにもかかわらず応援に来てくれました。
二人には、書籍「みま~ものキセキ!」の販売を手伝ってもらいました。
研修会終了後、多くの方が購入してくれました。
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