大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2009.12.29広げる主体はだれなのか・・・
  •  昨日、NHKの取材に協力してくれたNさんが事務所にやってきた。
    Nさんが取材協力してくれた時のことを書いた記事、「人間同士のお付き合い」はこちらをクリックしてご覧ください。
     当院の歯科に週2回治療に来ているそうで、最近はこのようにプラッと寄ってくれる・・・。
     話しは当然、NHK出演の話題・・・。
     「取材を受けた後、北海道にいる姉に『NHKのテレビに出るかもしれない』って言ったら、『何のドラマに出るの!?』って言われちゃった!冥土へのいいお土産ができたわ。ありがとうございました・・・」
     「そんなこと言わないで!こちらこそ、ありがとうございました・・・」
     そこから話しは、SOSキーホルダー登録システムへ・・・。
     「この取り組みはすばらしい!!あっ、そうそう申込書あるかしら?あれば5枚くれる?
     昨日ね、近くのおばあちゃんがうちに来たの。そしてらそのおばあちゃんね、 『Nさんのところに来たら、何かいいことがあるって聞いたんだけど・・・』って言うから、きっとキーホルダーのことだと思って説明してあげたの。
     そしたら、『お友だちにも教えてあげたい!』 って、今日の午後、家にお友だち二人連れてくるのよぉ~」
     なんとまぁ、NさんのSOSキーホルダー登録システムの説明で、新たに3人申し込むことになったのですが、じつは、その前に、 「Nさんの家へ行けば、いいことがあるのよ!」 と、説明してくれた人がいるってことですよね・・・ えぇ
     驚くような事柄を、毎回当然のように話してくれるNさんです。
     Nさんの中でこの取り組みは、自分の近くに住んでいる65歳以上の人たちすべての人たちにとって「大切なもの。申し込みをしておくもの。喜んでもらえるもの!」という確信がある。だから、自然に声をかけている。
     そういえば、先週土曜日には、JR○○駅の駅員さんから事務所に連絡が入りました!認知症の高齢者が、行き先がわからなくなってしまい、駅員さんが声をかけた。しかし、会話が成り立たない。ふっと見ると、キーホルダーが杖についていた・・・。
     この方のご家族が、認知症の親の件で相談に来た時に、絵描きナースが「万が一のために・・・」と、家族に説明をして、登録した方でした。この駅員さんからの連絡を受けたのも絵描きナース!すぐにご家族に連絡をして、○○駅に迎えに行ってもらった。
     費用もいらない、65歳以上というだけで、それ以上対象を狭めるものもない。だからこそ、気軽に広げていくことができる、「万が一のために・・・!」。お守りのように思ってもらえばいい、使わなければそれが一番いいこと!
     この取り組みを広げていくのは、私たち専門職や行政機関ではない。この二つが主になってしまうと、今までの様々な行政サービスと同様の、 「してあげる」 サービスにしかならない。 「ただのキーホルダー」 を振舞うだけ。そこに、人のつながりという「魂」はこもらない・・・・。
    やっぱりNさんのように、地域に暮らす人たちが、友人や近隣の人に伝えてもらうのが一番!
     そして、申し込みに包括支援センターに訪れた時からが、私たち専門職の力の見せ所なんです。地域に暮らす人たちでなければできないこと、そして、私たち専門職だからできること、この連携がSOSキーホルダー登録システムの原動力です!
    Nさんが、生まれ故郷、北海道のふきを煮て持ってきてくれました。もう、このふきのおいしいこと、おいしいこと!写真だけでみんさんに味わってもらえないのが残念です!
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    Nさん、取材のご協力ありがとうございました!!そして、ごちそうさまでした!
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