今の混沌とした社会の中、さまざまな思いつきや、企画が登場する。
自分たちでは何も生み出せないが、何かを生み出さなければならないお方々は、他人に一任し、新しい企画を求める。
企画はどれもごもっとも。ひとつの社会資源としては有効です。
どの企画も、各機関、各専門との連携があれば、またひとつ新たな動きが芽生えてくるでしょう。
さまざまな地域で、現場の中からあらゆるものが生み出されてくることは大切なこと。それは、地域住民でも、NPO団体でも、専門職でも・・・。
その地域で生み出すことができる人たちから、何かを始めていくことは重要。その地域の人とつながりながら・・・・。
それぞれの地域で、行政が側面的な支援に徹して、生まれ始めたものを育んでいくスタンスが大事!
それを、「どこでも通用するもの!」と、型にはめて、トップダウンで行っていくことには違和感を感じる。
今、各地域で、気づいた人たちが何かを始めている。それはそれでいい。
でも・・・・、と思う。
これで、すべての人たちの不安や疑問が解消できるのか?
柱の議論がなされていない。
「介護保険制度は超高齢社会を支える!」鳴り物入りで、走り出しながら考えるとスタート!
しかし、たった10年で、「こんなはずでは・・・・」。国の役人が平気でこんなことを言う。
たった10年しか見通すことができないで、10年先を考えないで、そんな無責任なことってあるでしょうか。
こうなる危機感を、現場の医療・福祉職はずっと持っていた。
高齢者だけではない。30代、40代の人たち、そして若者・・・・。すべての世代が将来に希望が持てない状況。
「財源がない・・・・」????
ないわけがない!柱を決めるからこそ、あるものを何に大切な税金をつぎ込むかが見えるはず。
はよっ、柱を打ちつけてください!30年、50年先を見通して「これでいく!」という柱を!10年でメッキがはがれるような、無責任なことはもうやめましょう!
しかし、2年先の保険改正に向けた議論は、必ずしも柱となるようなものとは程遠い。
企画は、柱が明確でこそ有効なもの。この企画を、『待ってました!』と、ありもしない柱に埋め込んでも、意味を成さない。
地域だからできること、民間だからできること、この部分は、さまざまな人たちの努力で、何かが芽生えている。
肝心なのは、国・自治体しかできない部分の30年、50年先を見通した、地域に暮らす人たちの安心につながる制度体系の柱。
メッキはすぐはがれる。そのたびに、メッキを作った人は、はがれる頃には責任を取るところにはいない。はがれるたびに、痛みや、不安を被るのは国民。
保険改正は2年後。今議論されている一つひとつをしっかり見据えながら、今、この地で目の前に在る一つひとつを具体的に創っていきたい。
私たちは、この地で働く専門職。目の前の人、地で築いていくしかありません。
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NHK見ました。お疲れさまでした。
先日当地でNさん講師で「ネットワーク構築企画書」を使った研修会をしたんですよ。
改正論議に振り回されずに、地域の課題に向き合っていくことをメンバーと誓いました。
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お久しぶりです!!私もそう思います。目の前の課題を、一歩一歩です。近道や、特効薬なんてないんですよね。