我が地域包括支援センター職員に、センター長として、たった一つだけ職員に常に伝えていることがある。
その時、その場、その出逢いは一度しかないものであるということ・・・。
だからこそ、
「 わが地域包括支援センターが、そして、自分自身が何をめざしているのか?何を創ろうとしているのか? 」 を、決して見失わないように!と・・・・。
自分自身の中に、「柱」を打ち立てておかなければ、すぐに流されてしまう。
だって、大変ですから・・・・、与えられたものを行う方が楽ですから・・・・。
でもですねぇ、与えられたものを行っているうちは、一緒に取り組んでいる人たちの努力が見えてこないんです。価値が見えないんです。
自分以外の他者の価値が見えなければ、協力し合うこと、つなぐこと、何かを一緒に継続して取り組むことなどできるわけがありません。
めまぐるしく変化する今の時代の中で、自分自身の中に「柱」を打ち立てておかなければ簡単に流されてしまいます。
たしかに、時代の変化に柔軟に対応することも大事です。でも、
「柔軟に対応する」 ことと、
「流される」 ことはちがいます。
「柱」 があるから、多様な意見を受け入れ、共通の課題から目標をみつけることができる 「柔軟性」 を獲得することができるのです。
自分の取り組むべきものに意味を持たせましょう。自分が力を注ぐものに価値を見いだしましょう。
これがあって初めて、人との関係で楽しいと思えたり、喜べたり、心躍ったりできるのです。
この、「人」 との関係があるからこそ、継続することができるのです。
我が地域包括支援センター職員に、センター長として、たった一つだけ職員に常に伝えていること、それは、
自分自身に 「柱」 を打ち立てよう! ということ、それだけです。