平成26年度 地域づくりセミナーがいよいよ始まりました!!
26年度最初のセミナーは、公益財団法人ダイヤ財団 研究部主任研究員 澤岡 詩乃 氏。
テーマは、
「 高齢期を活きるための第3の居場所とは? 」
澤岡さんとの出逢いは、昨年8月にさかのぼります。
私が興味と関心があり読んでいた、厚生労働省が6月にまとめた 「生涯現役社会の実現に向けた就労のあり方に関する検討会」報告書。
澤岡さんは、この 「 生涯現役社会の実現に向けた就労のあり方に関する検討会 」 に参集されていたのです。
そのことを知っていた、東京都健康長寿医療センター研究所 医学博士 藤原先生と、藤原先生の研究チーム 「社会参加と地域保健研究」の研究員 野中さんが、澤岡さんと話し合う機会を設けてくださったのです。
建築出身である澤岡さんですが、その後老年学の道に進みます。現在は高齢者の社会参加・生きがい、そして、「居場所」づくりを専門に研究されています。
人生における3つの
「居場所」 ・・・。
第1の居場所は、「家庭」
第2の居場所は、「学校・職場」
そして、第3の居場所とは? 「趣味・社会活動の場」
つまり、『 第3の居場所 』 とは
、「 居心地が良い、新たな刺激を受ける、楽しい、やりがいがある、役立っている、仲間がいる 」 等、個々の価値観が最も反映される場。
この第1,2,3の居場所の割合が、乳幼児期→青年期→成人期→前期高齢期→後期高齢期と変化していく・・・。
高齢期に 『 第3の居場所 』 が自分にあるという人が地域にたくさんいる。
それを築いていくことが、これからの都市部の地域包括ケアを進めるにあたり、何よりに必要なことなのだということを、澤岡さんの話から学ぶことができました。
今年度最初の澤岡さんのセミナーには、スタッフ含め100名を越える参加者が集合。
アンケート用紙には、いつもの質問項目に加えて澤岡さんの話に連動するよう、こんな質問を加えた。
『 あなたにとって、最も重要な 第3の居場所 はどこですか? 』
趣味(習い事)、自分の庭地、町会、老人憩いの家、銭湯、サークル活動、学生時代の友人との集まり、ダイシン百貨店、
探さなければと焦っている・・・・。
など少数意見が並ぶ中、多くの人がこの「 自分にとっての第3の居場所 」に記入してくれていたのが!
『 みま~も! 』
「私にとって現在、みま~もの働きかけを利用し関わっていることが、何よりの心の居場所です。」(80歳代女性)
自分たち大田区で働く医療・保険・福祉専門職たちが、みま~もを通して創りたかったことを、地域に暮す皆さんがしっかりと感じ取ってくれている。
うれしいことです・・・。

新年度スタートの地域づくりセミナーで、みま~もに参加する意味、取り組む意味を、参加者・協賛事業所スタッフともに再認識することができた内容だったと思います。
澤岡さん!ありがとうございました!
公益財団法人ダイヤ財団 研究部主任研究員 澤岡 詩乃氏がセミナーで話した資料は、こちらをクリックしてご覧ください。
平成26年度のみま~もの活動のすべてが網羅されている、「26年度 年間パンフレット」 が完成しました!
拡大版はこちらからご覧になれます。
協賛事業所一覧 (拡大版)はこちらになります。 協賛事業所も過去最高80事業所となりました。
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5月地域づくりセミナーチラシです。
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5月17日第3土曜日!今年度最初の地域づくりセミナーを開催しました。
今年度も変わらずに、多くの住民が参加してくれています。
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講師の澤岡さん、さわやかに登場!!
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開始時間には、多くの人たちが資料を読みながら、セミナー開始を待ち構えています。
それでは始めるといたしましょう!
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今月の司会は、居宅介護支援事業所 ケアマネジャー Kさん。
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おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も) 代表 中村さんから、新年度のごあいさつ。
新しくできた26年度の年間パンフレットを紹介しました。
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セミナー後、澤岡さんを含めてまとめ会。毎月のセミナーで、講師と協賛事業所スタッフとのこのような機会をつくっています。
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6月のセミナーは、
「 薬の正しい使い方を知り、おくすり通になろう!~もっと薬と薬剤師を好きになろう!~ 」 スギ薬局 薬剤師 一般財団法人 杉浦地域医療振興財団 事務局長 榊原 幹夫 氏です。
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