大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2013.3.4見えない壁
  • 先週末、蒲田地域庁舎管内 6地域包括支援センターの懇親会に招待され参加してきました。
    じつは私、みま~もを取り組んでから今までの5年あまり・・・、ほかの地域包括支援センターの皆さんとの交流の場や飲み会などの場には、あえて参加することをしないでいました。
    それには、『 みま~も 』という取り組みを地域包括支援センターとして取り組みだした、自分なりの遠慮や気遣いがあったからです・・・。
    みま~もの取り組む際に、担当課係長に説明に行ったときに言われた言葉・・・。
    「わかりました・・・。 あくまで、澤登さんのところの包括支援センターで、独自にきちんと責任を負うという形で展開するというのであれば、いいことだと思います。取り組んでみてください。」
    みま~もの5年間の歩みをまとめた書籍、「みま~ものキセキ!」には、自分の当時の心境をこのように書いています。
          ( 「みま~ものキセキ!」第4章 72ページ )
    それまでにも、ほかの地域包括支援センターに呼びかけて、みんなで一緒に同様の活動を取り組みたいという思いを抱いたことはありました。
    しかし、私自身に遠慮があったため、積極的にアプローチすることはありませんでした。
    まず第1の遠慮は、私もまだまだ地域包括支援センターの業務を始めたばかりで、ほかの職員たちもほとんどが地域包括支援センターで仕事をした経験のない者ばかりであったための遠慮です。
    「この新参者が、 『 みま~も 』 などというものを発足して目立つことをやり出した・・・」
    きっとそんなふうに思われているにちがいないという、ほとんど妄想に近い遠慮があったのです。
    第2の遠慮は 忙しい業務の中で、「ネットワークづくりまで手が回らない」と感じている地域包括支援センターもきっとあるだろう。
    そんな中で、とても『みま~も』のような取り組みを「一緒にやろう!」などと言えるわけがない、という遠慮です。
    そんな思いから、月1回実施されている地域包括支援センターの代表が集まる会議においても、私は、 『 みま~も 』の話題を、極力出さないように、出さないように、と心がけていました。

    5年が経過しました・・・。
    2月8日に蒲田地域庁舎管内 地域包括支援センターコーディネーターが主催した、地域住民対象セミナーに講師として依頼され、コーディネーターの皆さんと4ヶ月にわたり準備を重ね、当日の成功を一緒に創り合いました。
    それをきっかけに今回の懇親会に招かれたのです。
    蒲田地域庁舎管内の包括支援センター職員の皆さんと楽しい時間を持てました。 
    法人は違えど、同じ区内の地域包括支援センター同士! 目的に向かって一緒に取り組む中で、理解し合えない訳がない!
    自分自身が、やっとそこに行き着きました。
    「法人」という見えない壁など関係ない!
    そうは言っても、法人によっては気にしなければならない人もいるでしょう・・・。
    そうであるならば、まずは私たち地域包括支援センター入新井から、その壁をすべて取り払いましょう。一緒に考えましょう。協力し合いましょう!
    同じ地域包括支援センターで働き、共通の課題に取り組んでいる仲間同士なのですから・・・・。
    蒲田地域庁舎の包括支援センターの皆さん、私の見えない壁を取り払ってくださりありがとうございました!!
    2月8日、蒲田地域庁舎 見守りコーディネーター主催 地域住民向けセミナーの講師依頼があり、4回の打ち合わせをコーディネーターと重ねました。
    そのうちの1回は、わが大森へ皆さんを招待!
    ダイシン百貨店の大食堂でみんなでお昼ご飯を食べて~~~。
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    ダイシン百貨店の書籍売り場で 「みま~ものキセキ」を立ち読みしてぇ~~~。
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    みま~もステーションの拠点! 大森柳本通り商店街 「アキナイ山王亭」を見学してえ~~~。
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    アキナイ山王亭で打ち合わせ。
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    当日のセミナーの成功を。みんなでつくり合いました。
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