大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2013.4.2ネットワークを築いて何をする?
  • 25年度が始まりました!!
    今年度はいよいよ、今まで築いてきたネットワークを120%!いえ・・・、200%活かして、大田区発信!地域包括ケアの具体化に取り組んでいく年となります。
    地域住民の気づきのネットワークから、早期に対応のネットワークである医療・保健・福祉専門職につながるシステムづくり。
    地域住民への、気づきの視点の提供を目的に毎月開催してきた「地域づくりセミナー」は、毎回100名を超える参加者が集い、 「 気づきのネットワーク (地域住民) 」「 対応のネットワーク (医療・保健・福祉専門職) 」  の距離を縮め、あたたかさとともに手の届くところにある。
    みま~もに関わる専門職たちが、 「地域に暮らし続ける安心!」 につながるシステムづくりに取り組み、生み出した、「SOSみま~もキーホルダー登録システム」は、 「 大田区高齢者見守りキーホルダー登録事業 」 として、大田区内全域で13000名を超える65歳以上の方々が登録し、現在も着実に広がっている。
    形だけの機能しないネットワークを築いてきたわけでない。
    ネットワークという名の 「顔見知り」 を増やす目的のために、すべてを注いできたわけでもない。
    このみま~も6年目の歩みのために、本来の 「ネットワーク」 を、みま~もの仲間たちと5年間も一つひとつまっすぐに築いてきたんです。
    「大田区発信!地域包括ケア!」
    これを描いてきたみま~もの5年間の歩みだったのです。
    都市部の高齢化はこれからも進んでいきます。大都市東京は、ともすればマイナス要素が多いものです。
    「一人暮らし高齢者・夫婦のみ世帯の増加」、「近隣同士のつながりの希薄さ・・・」
    でも、見方を変えれば大都市東京には、多くの介護保険を支える専門職がいる。人的資源の宝庫!
    コンビニ・銀行・百貨店、企業など、私たちがつながることのできる社会資源の宝庫でもある!
    お互いが地域の中で、 WIN-WIN! を実感できるネットワークを形作ることは、決して夢物語ではないと私は思っています。
    だから、あきらめないでここまで歩んできたのです。
    本来のネットワーク組織の定義とは、
    「 特定の共通された目的実現をめざす、独立した組織・個人の集合体。」
    この定義から考えれば、「ネットワーク」は目的ではなく手段。
    「ネットワーク」をつくることが目的なのではなく、「ネットワーク」を築いて何をするのかということが大事なのです。
    25年度8月、みま~もでは「大田区発信!地域包括ケア!」をテーマに、大田区で働くすべての専門職を対象とした500名規模のセミナーを開催します。
    地域で働くすべての専門職とともに、要介護・要支援者という限られた対象ではなく、すべての高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることの安心とは何か考え合っていきます。
    そのために、私たち専門職ができることは何なのか?
    地域で暮らす人たちにできることは何なのか?
    協力し合えることは何なのか?
    このセミナーで、明確な「大田区発信!地域包括ケア!」を、すべての専門職たちと認識の共有ができたらと考えています。
    地域の気づきから、適切な時期に支援のネットワークである専門機関・専門職につながる地域包括ケアシステム。
    共通の認識が、土台がなくて、「地域ケア会議」の推進・具体化など絵空事でしかありません。
    絵空事ならまだいい・・・。
    専門職の常識に乗っけられ、本来専門職がやるべき個別支援に、地域住民が引っ張りまわされるような事態もあり得ない話しではない。
    おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)の5年間を通して培ってきたネットワークを、すべて活用し、今までの土台に根を張った、大田区発信の地域包括ケアシステム構築へ!
    25年度力を注ぎ込んでいきたいと思います。
    平成25年度初日、4月1日(月)。
    みま~もの協賛施設 「NRE大森弥生ハイツ」の片山さんが、入居者用に管理栄養士さとちゃんが作った 「 お花見弁当 」 を、包括職員分持ってきてくれました。
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    ふたを開けると、彩り豊かな春らしいおかずがたくさん散りばめられていました。
    さとちゃん、片山さんごちそうさまでした!!
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    新事務所の窓口には、私の父母の故郷 山梨県勝沼の桃の枝を置いてみました。
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