大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2013.7.30一歩を踏み出す
  • 今、ある事業を立ち上げるために奔走している・・・・。
    私たち、大田区の専門職たちが 『おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)』 を立ち上げて丸5年・・・。
    そのネットワークをすべてフル活用しても、果たして実現できるものだろうか・・・?
    でも・・・、この5年間、必死になってみま~もをこの大田区に生み出し、育んできた根っこには、
    この事業の目的がずっとずっと自分の思いにあり、力となってここまでやってきたのです。
    急速な高齢化が進む大都市部東京・・・。
    その中で地域におけるつながりの減少や家族関係の希薄化が進み、地域の支え合い機能は低下の一途をたどっている。
    マイナス要素を挙げればきりがないが、では、大都市部のプラス要素は何なのでしょう?
    企業・銀行・コンビニ、医療機関、介護事業所等、社会資源およびそこで働く人的資源の宝庫!
    この都市部の利点を活かした町づくりを考えている・・・。
    地域包括支援センターと地域住民が、元気なうちからつながるツールとして、「キーホルダー登録システム」を生み出した。
    そして次は・・・・、
    地域包括支援センターだけではなく、都市部に数多く存在する介護事業所・施設・医療機関・薬局などが、元気なうちから地域住民と直接つながることのできるシステムづくり。
    医療や介護サービスを受けることとなった対象者を、医療連携・介護連携、医療・介護連携で対応する・・・。
    ですが、医療や介護サービスに適切な時期につながることができない数多くの人たちがいる中で、対象となった人だけを考えていても意味がない。
    元気なうちから日常的に地域の医療・介護サービスを身近に感じ、知っておくことができる町づくり・・・。
    そして、医療や介護がいざ必要となったときには、元気なうちから知っている地域の専門職に関わってもらうことの「安心」を提供する。
    これが、私たち専門職が、 超高齢社会を迎えたこの国の町づくりにできること なのではないでしょうか・・・。
    みま~もを発足して丸5年・・・。
    今、このシステムのあるべき姿を、まずは頭の中に描くことができました。
    この事業を、今度は5年間の中で培ってきたネットワークで実現させていきます。
    具体的な一歩の歩みからしか、物事は始まりません。
    話し合いをいくら重ねていい議論をしたとしても、この議論から何かを始めなければ意味はないのです。
    『 町づくりのために、今、専門職ができることは? 』
    それは、町づくりの視点で一歩を踏み出すこと。そう感じています・・・。
    みま~もステーションで開催している ノルディック・ウォーク講座。
    1週間に1回、3ヶ月間取り組んで来ました。
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    この日を入れて、次は最終日!
    見てください!皆さんの歩行姿勢が開催前とは見違えるように変化しています。
    この日は、みま~もステーションの会場 「アキナイ山王亭」から商店街を通り、わが包括支援センターそばにある空き地に行き、そこでトレーニングです!
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    3ヶ月間の講座を通して、参加者と指導者であるノルディック・ウォーク連盟の方々との連帯感も育まれているようです。
    次回は、東京医療保健大学 医療保健学部 工学博士 山下氏らによる測定会を実施します。
             ↓
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    事業所: 未分類

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    “一歩を踏み出す” への1件のコメント

    1. 唐 秀馨 より:

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      三か月間お疲れさまでした。
      一度しか参加出来ず、申し訳ございません。
      伊○ 信○郎様は「ずっと続けたらいいのに」と
      セミナーの終わりを残念がっていらっしゃいました。
      本当に大変お世話になりました。
      ありがとうございました。

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