大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2011.8.1価値あるものに向かう
  •  「潔さ、執着をなくすこと・・・」
     ずっと意識してきました。
     「自分たちのもの、自分たちのことを認めさせたい・・・」
     人間には誰にも欲望というものがある。
     欲望を否定はしません。
     自分にもたくさんあります。
     金銭欲、独占欲、名誉欲・・・・。上げればきりがない。
     でも、そろそろ、自分はこの欲望の向かう先を、 「価値あるものに関わらせてもらう」
     ここにおきたいと思うようになりました。
     すべては無理かもしれません。人間ですから・・・。
     でも、「そろそろ価値あるものに力を込めたい・・・」、そう思うんです。
     価値あるものって、結局は、人と向き合う、人を深く知ることに尽きていくんですよね。
     人間を深く知り、人間にとってよりよいものに向かう。
     そこに、その方向のどこか端の方にでも関わっていることができれば・・・。
     大きなことを考えているのではありません。
     大事だと思って歩んでいる道の途中で出逢う人たちと、価値あるものに持てる力を注ぎたいということ。
     「自分にとっての価値あるもの・・・」 、それは、人と、人として付き合っていくこと。
     自分が大事だと思っていることに誇りを持ち、大事だと思うことをともに歩んでいる仲間を大切に思い、ともに喜び、悔しがり、感動し・・・・。
     向き合う高齢者に人として学び、人として向き合い、たまぁに、必要となったときに、専門職として自分の専門を活かす 
     不思議です・・・。
     肩の荷を降ろし、価値あるものを見つめようとした自分で、地域の中で人と向き合うと、その人は本来の自分で、専門職である自分と接してくれる。
     こんなときほど、「この仕事をしてよかったなぁ~~~」って思うんです。
     「価値あるもの」って、日常の中にある・・・。
     
     そこを大切だと思える自分だけは、これからもずっと、自分の中に持ち続けようと思います。
     自分にとって、「価値あるもの」って、みま~もを取り組んでいる専門職たちのいきいきとした表情であり、
     地域に暮らす人たちの、自分たち専門職に向ける、向けてくれる期待であったりするんでしょう。
     
     「価値あるもの」って、お高いところにあったり、えらい人がするものでもなく、もっともっと、自分たちの身近にあるものなんですね。
     自分がいる、「ここ」で、自分にとっての価値あるものが見つからなくて、どこに価値を見出すことができるでしょう。
     ここに根ざし、ここで育んでもらう。
     育んでもらう中で、本当の価値あるものを、見つけていきたいと思っています。 
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