大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2015.4.5多職種連携は目的ではなく手段!
  • 以前、鶴見の専門職・地域包括支援センター等の専門職を対象とした集まりで話をさせていただいたことがある。
    その専門職の集まりに混じって参加していたのが、保土ヶ谷区星川地区自治町会の方と民生委員会長 Aさん。
    話が終わり、私のところに二人そろってやってきた。
    星川地区の現状と地域課題を私に話した後、 「ぜひ星川地区の住民に話しをしてほしい!」 という依頼をいただいたのです。
    「みま~もの取り組みにとても感銘しました。このような取り組みが地域でできるよう、わが町の地域包括支援センター、地域住民に聴いてほしいんです!」
    その後、民生委員Aさんと町会の方は、「打ち合わせをしたい」と、わが包括支援センターにも訪れてくれている。
    このような経緯があり、先週の日曜日、保土ヶ谷区星川町へ!
    会場には日曜日にもかかわらず、多くの星川町会住民の皆さんが足を運んでくれていた。
    中には地域包括支援センターのメンバーも勢ぞろいで集合!(民生委員会長Aさんの強い希望があったのでしょう 「澤登さんが来るから絶対来て!」 ってな具合に・・・。
    講演会のチラシづくりも参加呼びかけも、すべて町会の皆さんで取り組んだ。当日会場に着くと、プロジェクターやスクリーン、受付などもすべて住民の皆さんが準備していた。
    「地域包括ケアシステム構築!」 という言葉が国から示されて久しい・・・・。
    しかしながら、それぞれの地域で住民主体の地域包括ケアシステムが構築されてきているかというと、未だにその具体的な道筋はどの地域も見えてはいない。
    専門職の間では、今、空前のネットワーク・連携ブームが訪れている。
    しかし現状は・・・・・・、制度内連携・制度間連携・専門職連携、見守りネットワークが「専門職のネットワーク」と矮小化されているのが現状。地域の様々な社会資源、住民を巻き込んだ本来の地域包括ケアの方向性にはほど遠い。
    「多職種連携」は、専門職同士が顔の見える関係を築くことが 「目的」 ではなく、住民主体の地域包括ケアシステム構築実現のための 「手段」
    自分たち専門職が、 「顔の見える関係が築けた!」 と自己満足している間はその先には進めない。
    ここにいる地域に暮らす人たちが主役!この人たちに向き合わなくて、この人たちに理解してもらえていなくて、何が地域包括ケアシステムだ!?と思う。
    地域に向き合う、そこをブレずに立ち位置をおく。そんな自分でいたい。
    保土ヶ谷区星川町会主催 「気づいて見守るまちづくり講演会」 に参加してきました。
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    司会のTさんが、今回私が保土ヶ谷区星川地域の講演会に来た経緯を話してくれました。
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    地域に求められること。自分たちが取り組んでいる「みま~も」を、住民の皆さんに理解してもらえること。それが何よりうれしい・・・・・。
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    講演会が終了し、裏の公園を通ると桜が満開でした。
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    私の車には、みま~もくん、みま~もちゃん、そして!ぐんまみま~もくんがいつも見守ってくれています。
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