大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2012.7.26支柱!
  •  私が所属する、大田区地域包括支援センター入新井。
     JR京浜東北線 大森駅 周辺が、私たちのエリア・・・。
     私は、前センター長の定年退職に伴い、この地域包括支援センターに同社会医療法人 居宅介護支援事業所より異動してきました。
     平成19年8月、今からちょうど5年前の話しになります。
     センター長就任後、すぐに大事件はやってきました。前センター長が定年退職ということで引き継ぎを行っている最中に、現職員2名も後を追うように退職届けを出してきたのです。
     といっても、一人は親の介護のために、もう一人は体調不良のためと仕方のない理由でしたが、私と一緒に今後も業務を継続していくのは、一人の職員だけとなってしまったのです。
     業務を覚えることと併行して人員探しが始まりました。
     この中で、自分が形作ろうと思い描いていた「地域包括支援センター」に、どうしても必要だったメンバーがいました。
     それが、今、わが包括支援センターのリーダー、 「たぐナース」 です。
     それまで、同じ居宅介護支援事業所で働いていて、この人の視点・発想がどうしても必要だと考え、一緒に包括支援センターに異動してもらいました。
     おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)発足、地域包括支援センター入新井が目指す「地域包括ケア」のあり方・・・、たぐナースは、この5年間の激動の歩みを、いつも同じ方向で歩んでくれました。
     たぐナースには、今までの包括の看護師から、今年度より新たに、大田区が地域包括支援センターに配置した「見守りコーディネーター」として、地域包括ケアの核として活躍してもらっています。
     わが包括支援センターのリーダー・・・、
     いえ、今では、大森地域の「たぐナース」として、支柱 として、地域住民、みま~もに関わる専門職、あとから入新井に入職してきたおはなナース、たわ子、保健師うさ子、あっこちゃん、そして同期のHくんから、絶大な信頼を得ています。
     
     今だから言えることかもしれませんが、この時期に人員がガラリと変わり、新体制での「大田区地域包括支援センター入新井」としてスタートできたことは、結果的には良かったのではないでしょうか?
     なぜなら、私、たぐナース、今の包括職員全員が、今までの既成概念にとらわれず、「地域包括支援センターで従事する私たちが、本来やるべき役割とは何なのか?」、「この業務の多忙さが、本来果たすべき自分たちの役割につながっているのか?」を、まだ、客観的に考えることができたからです。
     そして、客観的に考えた自分たちの答えは、このまま、この達成感のない業務を続けていくことへの、「ノー」の意思表示でした。
     この意思表示の具体化が、みま~もの取り組みにつながったのです。
     たぐナース!これからも、よろしくな!!
    大田区報6月11日号の、地域包括支援センター高齢者見守りコーディネーターを紹介する特集があり、大田区20包括を代表して、わが包括支援センターたぐナースが、写真付きでコメントを書きました。
             ↓
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    たぐナースが登場した大田区報は、こちらをクリックして拡大版がご覧になれます。
    大森地区で、地域の団体が主催し、定期的に開催している「ボランティア・ミーティング」の集まりに呼ばれ、たぐナースがボランティアの皆さんに、
    「地域包括支援センターについて」、「地域で高齢者を見守る必要性について」、「みま~もの取り組みについて」話してきました。
                 ↓
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    7月24日(火)地域住民を対象とした集まりにたぐナースが参加し、包括支援センターの周知を行ってきました。そのときのために、たぐナースが作成した資料はここをクリックしてご覧ください。

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