大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2015.7.28東京は大田区大森です!
  • みま~もを立ち上げるとき、取り組みの指針となるような・・・、地域に暮す、そして働くすべての人たちに、めざすまちづくりのイメージを持ってもらえる呼びかけ文を求めていた。
    しかし自分には文才がない
    そこで、社会福祉士のつながりで知り合ったO弁護士にこれから自分たちが取り組む「みま~も」について、思いの丈を話し、書いてもらった文章がこちらです。
    『 最近、「プライバシーの侵害」とか「個人情報の保護」という言葉がよく聞かれる。また、「自己決定・自己責任」ということもよく言われる。確かに、自分のことは自分が一番よくわかっている。「放っておいてくれ!」という気持ちは誰にでもある。
     プライベートなことまで見られてしまうかもしれない不安は耐えがたいものだ。
     でも誰かの少しだけの手がさしのべられれば、見える世界が変わる、気持ちも変わる、したいことも変わる、自分のことをもっとよく知ってもらいたくなる、ということもある。
     とくに、今のせちがらい社会の中で、弱い位置、弱い立場、不自由な状態、どうにも抜けられないつらい状態に押し込められてしまい、動けないでいる人たちは、誰かが積極的に手をさしのべなければ、そこから抜け出して、違う景色を見ることはできない。
     そのような人が近くにいるとき、手をさしのべると、自分の幸せも何割か増になる。近くに幸せの火がともれば、その分、自分もあたたかくなる。
     もしも そのような人たちが、誰かの手を借りて、違う景色を見れるようになれば、今度はその人たちが、他の誰かに手をさしのべることもできるかもしれない・・・。きっと、そうしようと思うだろう。
     そのように手をさしのべるとき、手をさしのべなければと思うとき、「プライバシーの侵害」や「個人情報の保護」や「自己決定・自己責任」といった小難しいことは飛ぶ。さしのべた手が気持ちと力を伝え、その手から気持ちと力を受け取る。そして見える景色が、世界が変わる。それをどんどん伝え合う。
    これ以上に価値のあることはないから、小難しいことは飛ぶ。
    出過ぎた真似だったら、あやまればいい。
    そして、また、手をさしのべる。
    そして、手をさしのべるためには、相手に手が届く距離にいなければならない。手が届く距離にいる人しか、手をさしのべることはできない。手をさしのべることは「地域」で しかできない・・・。 』
     
    当初、この文章の本当の意味を理解できていなかった自分がいました。それどころか、 「理想だなぁ・・・」 と思ってしまう自分がいたのです。
    でもですねぇ~、、この文章に書かれているまちづくりを7年間一歩一歩進めてきて、この文章の一つひとつが身に染みる。
    だって、ここに書かれているような 「まち」 が、 「人と人とのつながりが」 今、目の前にあるんですから・・・・!
    理想郷?夢の国?
    いいえ、東京は大田区大森です
    ネットワークは形ではありません、人と人とのつながり合いなんです!!
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