病院の理事長や院長など、病院経営者が定期購読している雑誌
『 最新医療経営 フェイズスリー 』 ( 株式会社 日本医療企画 )
この4月号 巻頭カラーページに、当院の地域包括支援センターで取り組んでいる 「おおた高齢者見守りネットワーク」 (愛称:みま~も)が取り上げられました。
高齢者を見守るネットワークづくりを展開!医療と介護のボーダレス化で地域に根ざす。 という見出しのあと、以下の文章から始まる・・・。
「 最近では多くの病院が、『 地域医療に貢献する 』、『 地域医療を担う 』 などといった言葉を 『 錦の御旗 』 に掲げているが、本腰を入れて地域と向き合っている病院はどれほどあるだろうか・・・? 」
多くの地域包括支援センターが、自治体からの委託を受けた法人が運営している。当然職員は、受諾法人の職員。
地域包括ケアの中核を担う地域包括支援センターとしてのネットワーク構築を可能にしていくポイントは、じつは、「母体法人の理解」が重要なのだと思っています。
法人内にとって、 「非採算部門」である地域包括支援センターが取り組む「ネットワークづくり」 に理解を持ってもらうためには、「法人としてのメリットは何か?」を考え、整理し、それを法人に提示すること。
私の場合、長年地域に根ざし、社会医療法人格を持った病院である母体法人がネットワークを構築するメリットとして、
「地域密着型病院としての自院の地域貢献へのPR」、「退院や転院、施設入所等の際のスムーズな連携。多様な関係職種と密に連携がとれるネットワークが、高齢者の退院支援につながっている。」ことを提示してきました。
文末で、当院 荒井理事長はこう話し、取材の締めくくりとしています。
「 われわれの病院は、地域の人に育ててもらったという思いがあり、職員もそのように理解しています。病院側だけではなく地域住民にとってのメリットを考え、できることを実行していけばより多くの患者さんに選ばれる病院になります。そのための組織力を高めていきたい。 」
これからも、地域に暮らす人に選ばれる病院であるためのネットワーク構築を進めていきたいと思います。
それにしても・・・・、医療経営の雑誌に「みま~も」・・・・・。
このアンバランスさが、またいいんですかねぇ~~~~~
『 最新医療経営 フェイズスリー 4月号 』 巻頭カラー4ページで紹介された記事は、こちらをクリックしてご覧ください。
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