大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2011.9.17第1回地域連携懇話会
  •  9月14日(水)当院が主催する『 第1回地域連携懇話会 』が開かれました。
     今まで、当院では、『 医療連携懇話会 』を、地域の病院関係者、医師会の先生方、消防署の皆様の懇親を目的に11年にわたり開催してきました。
     この懇話会をさらに対象を広げ、今年度から、医療関係でも、とくに在宅・施設など、福祉関係者との連携を行っていく医療ソーシャルワーカー、医療連携担当者、そして施設関係者などを対象とした、
    「地域連携懇話会」
     病院、クリニック、医師会の医師たちを中心とした
    「医療連携懇話会」 と分け、9月に地域連携懇話会。そして、11月に医療連携懇話会を開催することとしました。
     初めての試みである「地域連携懇話会」でしたが、参加者は110名!
     当院の医師・看護師・在宅部署関係者を合わせると、155名の出席で盛大に行うことができました。
     とくに福祉関係者は、当院の医師とゆっくり顔を合わせて話ができる貴重な機会だったようです。
     この2つの会を任せられているのが、私がいる部署「医療福祉部」!(医療相談室・医療連携室・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・地域包括支援センターの5部署で構成)
     当病院は、急性期から介護まで地域に密着した病院として60年の歴史を歩んできました。商店街、自治会・町会とのつながりを大切に、行事や祭りなどには必ず参加しています。
     日本は世界一の長寿国となりました。当病院でも、入院、外来併せて患者の3人に一人が高齢者という現状です。
     高齢者は、様々な疾患を抱えながら入院→在宅を繰り返します。
     これまでの医療は、病気を治すことに主眼を置く「治す医療」が中心でしたが、今後の高齢者を支える医療は、予防を重視し、病を抱えながら生活する患者と、その家族の生活を、医療を通じて支援する「支える医療」への転換が求められています。
     高齢者が、病気を抱えながらも、「患者」としてではなく、「住民」として、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくためには、医療と介護の連携、病院と在宅をつなぐ機能が求められているのです。
     この機能を、私たちの病院、そして、私たちの部署「医療福祉部」が橋渡しすることができればと考えています。
    9月14日(水)当院で初の試みとなる、「第1回地域連携懇話会」を開催。この初めての会の開催に向けて準備を重ね、やっとこの日を迎えました。
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     何と、この第1回の会の総合司会は私・・・ 
     思ったことを思いのまま話すのは得意なのですが、このような場で、司会進行をするというのは大の苦手。
     あらかじめ原稿を用意して、失礼のないよう務めました・・・。(性に合わない)
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    小谷 奉文 病院長 あいさつ
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     東京都福祉保健局 高齢対策部長 中山 政昭 様の乾杯あいさつ。
     この中山部長は、以前大田区福祉部長でした。おおた高齢者見守りネットワークをずっと支えてくださり、東京都に異動になったときには、みま~もキーホルダーをプレゼント。今でも、外出のときには持ち歩いてくれているそうです。
     お忙しい方で、この日も都議会真っ最中だったそうですが、私からの依頼で快くご出席してくださいました。
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    乾杯後、155名の医療・福祉関係の皆さん、いたるところで話しに花が咲いていました。やはりこうして顔を見合わせ話しをすることが大切なんですね・・・。
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     おおた高齢者見守りネットワーク副代表 ベネッセスタイルケアの松井さん。この日もいつものように低姿勢。名刺交換がこの人ほどに会う人はめったにいない! 
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    病院長、副院長の周りには、常に大勢の方々がいました。
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    佐藤 徹 副院長、医療連携室長。
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    荒井 好範 副院長。おおた高齢者見守りネットワークで開催した、昨年の認知症セミナー大森では講師をしてくれました。地域住民のみなさんから大好評だったんですよ!
    これを言うと、先生は照れてしまうんですが・・・。
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    おおた高齢者見守りネットワークに後援してくれている東京都健康長寿医療センターの藤原教授。そして、みま~もをずっとサポートしてきてくれている、研究員 Nさん。
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    懇親の合間に、佐藤副院長から、当院の医療連携システムについて紹介。
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    施設や在宅患者の入院等の受け入れについての窓口。医療連携室の二人の紹介。
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    荒井 好範 副院長より中締めのあいさつ。
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