経験というのは確かに大事!
でも、自分自身の中に柱を打ち込んでいなければ、どんなに貴重な経験をしたとしても、それを自分の中に取り込むことなどできない。
柱とは、
「自分が何を大切にしたいか?何を大事に生きていきたいか!」 この正味の部分。
この正味の部分の柱を自分に持ち合わすためには、経験から学び取れるかどうかにかかっている。
経験を、人との出会いを自分の柱に染み通す。
染み通すことによって、自分の柱に枝葉がのびていくんですよね。
枝葉は人間の深さ。
人間の深さとは、本質を見極めることができる力を、自分に持つことができるということ。
今の世の中、この本質を見極めなければ、どこまでも流されてしまうだけ。
私は・・・、いえ、私たちは、人と向き合うことを業としている専門職。
せめて、柱を自分自身の中におっ立てなくて、何が支援なのでしょう。
資格がすべてではないんです。
資格取得はあくまでスタートライン!そこから、自分が学んだ専門分野を、自分の中に染み通す。
自分を通さなければ、制度という枠の中からしか、人を見ることも向き合うこともできない・・・。
「それでいいんですか!」という話しです。