大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2011.11.17駆けめぐる5ステージ!
  •  今日は、朝から夜まで各専門の方と話し合うこと5ステージ!
     午前中は薬局とケアマネージャー事業を行なっている事業所の皆さんが、来年度の医療・介護保険制度改正に向けて、自分たちが担う役割について意見を聞きたいとたずねてきてくれました。
     話しはどんどん盛り上がり、制度改正で話しは終わらず、地域包括ケア、地域の中での薬局・ケアマネージャーの役割と期待。地域連携についてなど話は尽きない。
     この事業所はみま~もの協賛事業所でもあり、大森地域にも拠点を構えているが、川崎、都内、関東と幅広く事業を展開している。
     12月には、この各地域で働いているケアマネージャー、薬剤師の方を一堂をに集めるので、今日のような話しをしてほしいと依頼がありました。
     この方々が帰ると、みま~もの代表中村さんが社会福祉士の実習生を連れてきました。今日はみま~もレストラン開店の日。この実習生の方はみま~もレストランに参加した後にわざわざ事務所に来てくれたのです。
     レストラン後ということもあり、実習生の方はみま~もについて活発に質問を私にぶつけてきてくれる。代表がそばにいる安心感もあり、肩の力を落として、この方と向き合いました。
     みま~もを発足してから今までの4年間の歩みを伝え、社会福祉士として、地域分析、地域アセスメント、地域診断の重要性。それを踏まえたうえでの具体的な展開をどう築くか?
     思っているままに話していきました。この方と中村さんが帰るともう時間は2時半。
     昼ごはんを簡単に済ませると、大田区高齢事業課係長が、都内S区の行政担当職員2名を連れて事務所にやってくる。
     東京の地域ケアを推進する会議報告書 「東京の地域包括ケア みんなでつくり出す365日24時間の安心」に事例としてみま~もが紹介されている記事を読み、話しが聞きたいとたずねてくれました。
     地域で働く事業所が協賛として加わり、地域づくりセミナーを協力して定期開催していること。キーホルダー登録システムは、このセミナーを通してつながった医療ソーシャルワーカーと生み出し、消防・警察・病院が協力していること。
     このシステムを通して地域包括支援センターが地域で暮らす人たちとつながってきた経緯、また民間企業や介護事業所などが協賛としてかかわっていることなど、大変興味深く聞いてくれていました。
     そして、来年1月に地域包括支援センターを対象とする研修に、高齢事業課係長と一緒に参加し、おおた高齢者見守りネットワークで築いている地域包括ケアの方向性について話しをしてくることになりました。
     この方たちとの懇談が終わると、大森東急インホテルへ直行!今日は、当院が開催する医療連携懇話会の日。この医療連携懇話会は、私が所属する医療福祉部が中心で取り組んでいます。
     112名の医師会、病院の医師、医療連携担当者、看護師長などと、医療連携についてさまざまな話しができました。
     懇話会が終了したのが22時。ここまで4ステージを行なってきました。さて、5ステージめは?
     そう、当院の院長・副院長に誘われ、お疲れ様会 
     医療連携懇話会を無事盛会に終えることができて、私含め、院長・副院長も疲れているけれど、達成感を持つことができて話しも盛り上がる!
     当院の今後について、地域での取り組みについてなど話しは尽きない・・・。うれしいのは、私たちが取り組んでいるネットワーク構築を先生方がしっかりと理解してくれていること。
     院長・副院長たちのこの理解があるからこそ、私も地域に思う存分、力を込めることができているんだと実感できたひと時でした。
     小谷院長は、循環器内科医師として、今週土曜日の地域づくりセミナーに講師として参加してくれます。テーマは、 『 冬に向かって気をつけたい病気と対策! 』
     副院長荒井先生は、脳神経外科医師として、12月10日に地域向け公開講座 「特発性正常圧水頭症」 について話しをしてくれます。
     急性期病院を母体とする地域包括支援センター入新井は、この母体である社会医療法人の特性を生かして、更なる地域医療・保健・福祉連携に力を注ぎたいと思います。
     これで本日の5ステージ無事終了!あらゆる分野の方との協働の可能性を感じることができた一日でしたが、さすがに疲れました 
     さて、寝るとしますか!では、おやすみなさい  
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