ある日、
締め切りの仕事があり、一人事務所で黙々と仕事・・・・。
「そういえば、おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)を立ち上げて9年目・・・。毎年この時期にはいつも締め切りに追われていたなぁ~。」
こんなことを思い出しながら、最終仕上げ。
「終わったぁ~~~~~!さぁ、帰ろう」
奥の部屋の電気を消して、窓口のある部屋の電気を消し、玄関へ向かおうとすると、
「ぱたりっ!」 と、何かが倒れる音がした。
音がした方を見ると、窓口の机に置いてあるみま~もくんが倒れていた・・・。
「あらあら・・・・、」
真っ暗な相談窓口の机の上に、前のめりに倒れているみま~もくんを非常灯の緑の光が灯している。
倒れているみま~もくんを元に戻そうと、みま~もくんを抱きあげた時・・・・、
「ズット、ミマモッテイタンダヨ・・・・」
どこからか、こんな声が聞こえたような気がしました。
その日の夜、夢を見た・・・。
みま~もを発足してから今までの出来事が、走馬燈のように次から次へと現れては消えていく・・・。
・おおた高齢者見守りネットワーク発足会、集まった15名で盛り上がる。
「こういう活動には、キャラクターが必要だよね。名前は何がいいかなぁ?まもる、まもりん・・・、うん!みま~もがいい!」
会場はダイシン百貨店 内の『レストランカシュカシュ』。柱の横で、
みま~もが恥ずかしそうに笑っている。
・地域包括支援センターとして、このような活動を新たに行うために担当課に一人出かけた。そこで担当課係長に言われた言葉。
「澤登さんのセンターだけで、ほかの包括支援センターには協力を求めず、澤登さんの責任で行うのなら取り組んでいいですよ!」
打ちのめされた気分で区役所を出る。 「どうやって、仲間に今のことを報告しよう・・・」 と、重い足取りで蒲田駅へ向かう私の横には、
みま~もくんが心配そうに私を見つめていた。
・ 「私たちこの地域で働く専門職たちは、このようなキーホルダー登録システムというものをこの地域で始めたいと思っています!力を貸してくれますか?」
セミナーに参加していた地域住民から大きな拍手が起こった。その会場の後ろで、
参加者と同じように拍手をしているみま~もがいた。
みま~もを取り組んできて、この8年間を振り返って、「キセキ!」としか思えないようなことがある。
でも、キセキなどではなかったんですね。
みま~もが、ずっと私たちを見守っていてくれたんです。
これからも、この地域の専門職たちを見守ってくれるものがある。応援してくれている人がいる。だから大丈夫!そうだよね、みま~も!(^_^)v
夢の中ではね、この続きがあるんです。みま~もくんに、弱音や愚痴をいっぱい聞いてもらっちゃいました。8年間の中で1回だけ、そんなことがあってもいいですよね。
内容は・・・・、
みま~もと私だけのヒ・ミ・ツです・・・・。