大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク（みま～も）

みま～もを取り組んできた１０年間で私たちが気づいたこと、それは！

支援を必要としているSOSの声を自ら発することのできない高齢者を見守り、支えるためには、高齢者だけに限定して支援の手をさしのべようとしてもだめだということ。

そしてっ！
支援を必要としている、 ＳＯＳの声を自ら発することが できないでいるのは、 私たちが対象としている「高齢者」 だけではないということ・・・。

支援を必要としている、 ＳＯＳの声を自ら発することが できない人に手をさしのべられるのは、 私たち「専門職」ではなく、 「地域」だということ・・・。


この町で暮らすすべての人、世代がつながりあっていること。つながりが必要だと実感する人を増やすこと。 時に支え、支えられ、必要な時に「力を貸して！」と言い合うことのできる地域に！

そのような地域にしていくために、私たち専門職ができることは！

「わが町」に暮らすすべての人と、専門職として日常的につながっていること・・・。
地域の日常に根ざすこと。

みま～もを発足して歩んできた１０年は、このことの大切さに地域で働く専門職たちが気付くことのできた歩みだったのでしょう。

地域に暮らす人たちに、教えられ、このことに気づくことができた私たちです・・・。