おとぎ話の「北風と太陽 」。村人のコートを脱がす力比べ。
北風は何とかコートを吹き飛ばそうとする。風を強くすればするほど相手は身構え、コートをしっかりとつかんで離さない・・・。
太陽はあたたかさとともに、村人自身がコートを脱ごうという気になるために力を注ぐ・・・。
「この人たちなら、手をさしのべてもらおう」と、今まで着ていた重いコートを脱いでもらうためには、どちらが必要なのでしょう?
この間、さまざまな地域で働く専門職と会う機会があった。そこで感じたことは、まずは専門職である自分たちの発想の転換が求められているということ。
今の現状の中で、業務に忙殺され、専門職としての誇りすらも擦り減っていく・・・。そんな専門職ばかりでは、地域包括ケアもへったくれもない!そんなのはまっぴら!
太陽の如き専門職であれ!地域を照らす専門職に・・・。
一人でがんばる必要などない。いや、がんばってはいけない!まずは地域の専門職みんなでまちづくりに専門職として何ができるか考えましょう!地域に暮す人たちに協力を求めましょう!
元気になりましょう、輝きましょう!それが、地域包括ケアの原点だと思うんです。