当院、退院調整ナース T 師長からこんな連絡が入った。
「地域包括支援センターについて勉強会を開きたいと思っているんだけどお願いできるかしら?」
と、 いうことでぇ~~~、外来看護師の皆さんを中心とした
「地域包括支援センターを知ろう会」 を開催しました。
同じ病院内にいるといっても、なかなか会う機会も、知り合う機会もない。
せっかくなので、わが地域包括支援センターのメンバーで用事が入っていない職員は一緒に参加!やはり、顔を見合って話し合うことって大事ですからね。
今回の勉強会では、リーダーのたぐナースに話しをしてもらいました。
高齢化が進む中、地域で今何が起こっているのか?病院と地域医療、介護の連携がなぜ必要なのか?
とてもわかりやすく参加した多くの看護師たちも地域の専門職との連携の大切さを改めて感じているようでした。
来年度から、新た進化を遂げる予定のキーホルダー事業について話をした場面では、拍手が起きる場面もありました。
当院の地域包括支援センターが中心となり生まれた「キーホルダー事業」については、院内の中でもしっかり周知されてきたようです
全国4000箇所以上ある地域包括支援センターの多くが、地域包括ケアシステム構築のためのネットワークづくりに取り組めていない要因の一つに、母体となる法人の理解が得られにくいことが挙げられる。
たしかに、法人経営の視点から見れば、ネットワーク構築という新たな業務により、職員への負担、時間外業務も増える一方、委託料は変わらないという中で理解が得られづらいという現状があるのです。
私たちは、「みま~も」というネットワークを構築するにあたって、以下の3点を、常に母体法人に伝え、理解を求めてきました。
1.今後の社会情勢の中で医療や介護のあり方がどのように変わっていくのか? (トレンド)
2.その中で母体法人が生き残り適切な役割を果たしていくために目指すべき姿は何か? (サービス提供体制・組織としてのあり方など)
3.そのネットワークがその目指すべき姿に至るために効果があること。
このようなことを通して、母体法人への理解を求めていく中で今、このような関係性を築くことができたのかもしれません。
「みま~も」は、このような風土の中でここまで育つことができたのです。
看護部主催 「地域包括支援センター勉強会」に参加してきました。
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わが地域包括支援センターリーダー たぐナースが、参加した看護師へ地域包括支援センターについての理解を深めていきます。
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地域のイメージを持ってもらうため、NHKの番組に取材協力したときの番組 「都会で暮らすお年寄りの現実 ~大森~」をみんなで見ました。
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もちろん!「みま~も」についても、しっかりアピールしときましたよ。
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訪問診療看護師 Sさんからも在宅医療の必要性を話してもらいました。
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当院の外来受付や玄関には、みま~ものセミナーチラシを貼ってもらっています。
このチラシを見てセミナーに初めて参加する人も少なくありません。
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