ある日の小雨が降り出した夕刻、踏切で電車が通り過ぎるのを待つ親子。
電車の本数が多く、中々踏切が開かない。待っている間にもどんどん雨が強くなってくる。
雨の中、子どもが濡れないようにと抱きあげる。そこにいた60代の女性が持っている傘の中に親子を入れる。
「小さいけど一緒に入れるわよね!まぁかわいい!お子さんいくつなの?お家はどこ?あらすぐそこじゃない!送っていくわ!」
雨の中、一緒の傘に肩を寄せ合いながら母親と女性の笑い声が聞こえてくる。
そして踏切が開き、2人(子どもを入れると3人)は踏切を渡っていった。
数分の出来事、その2人を、すぐ後ろでびしょびしょになりながら微笑ましく見送った私でした (^_^;)