大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2020.8.10みま~もが考える「プラットフォーム」!



  • プラットフォームについて、考えを巡らせてみた。

    「一見質の異なる活動同士も、活動が変化する中で『個人』や『暮らし』が活動の中心となった時に、活動同士が出会い、お互いから学び、多様な化学反応を起こす。今後の政策の視点として、地域において多様な主体が出会い、学び合う『プラットフォーム』をいかに作り出すかという検討を行っていくことが求められている」(厚生労働省:地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進に関する検討会 中間とりまとめより)

    多様な主体が出会い、学び合うプラットフォーム・・・。
    まずこのプラットフォームのイメージを「場」と捉えてしまいがちですが、「場」はあくまで一つのツールであり、イコールプラットフォームではないと考えています。

    私たちが考えるプラットフォームとは、個別の「場」ではなく「場」・「環境」・「つながりの継続」の3つを合わせた「面」としての環境。
    多様な人が交わり、共感を通して、未来のあるべき姿を共有できる環境。それが、みま~もが考えるプラットフォームのあるべき姿!

    このプラットフォームの地域への広がりが、専門職ネットワークである「支援のネットワーク」を地域を知る専門職集団に醸造し、地域住民にとって身近な存在に成長させていく。また、プラットフォームでの医療・福祉専門職と地域の多様な人たちとのつながりが、地域の中で支援が必要な人を早期に「支援のネットワーク」へとつなげる「気づきのネットワーク」を構築することになる。

    プラットフォーム=「場」という単体作りではなく、「場」・「環境」・「つながりの継続」を地域全体に広げ、SOSの声を自ら上げることのできない人に私たち専門職の手を差しのべることができる環境づくり。これが、みま~もに関わる専門職たちの最終目標です。

    2019.7.29みま~も協賛勉強会 2019.7.29みま~も協賛勉強会1 プラットホーム


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