わが地域包括支援センターでは、
「あれやって、これやって」という会話をしたことがない。
職員たちとは、これから臨むものに対して
「何に力をかけていくのか(過程)、目指すべきものは何なのか(目標)」 という認識を一致させることに力を費やす。
これさえ一致がつくれていれば、あとは個々が考えて具体的な日々を築いてくれる。
「あれやって、これやって!」では、それ以上のものを築くことはできませんし、
「あれ」、「これ」以外のことが起きた時に対応などできません。
だからこそ、認識の一致に時間をかけます。
私たちは、人と対峙する仕事をしています。
専門性を常に高めつつも、各個人としての総合的な人間力が求められているのです。
その人らしさ、人としての魅力、ひたむきさ、思い・・・・。
そういうものが人を動かしていくもんです。
こんな風に今までやってきたのですが、今のうちの職員はみんな見事にやってのけてます!
その人らしさを失わずに、その人らしさで地域と繋がり、具体的な取り組みを考えて実現させる。
「本当にすごいチームだなぁ~」と感じています。
「おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)」に取り組んで8年・・・。
わが地域包括支援センターがここまでチーム力を高めることができたのも、みま~もの活動を通して、自分たちから地域に赴き、日常的に地域とつながるシステムづくりを具体的に行ってきたからなのではないでしょうか?
地域包括支援センターという狭い事務所の中で、医療や介護が必要となった人たちがやってくるのを待っていることでは学ぶことができなかった「地域」という本当の意味。
「地域」とつながったからこそ、地域が私たちを
「地域を知る専門職」に成長させてくれた。
そうつくづく感じている今日この頃です。
みま~も公園は夏真っ盛り!
公園で育ったバジルを収穫!
おはなナース、社会福祉士あっこちゃんがパスタを作ってくれました。
もちろん!まいうぅ~~~~でしたよ (^_^)v