大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2020.7.26共感をつくる過程から始めなければ、ネットワークの再構築は道がない。
  • みま~もが、この間活動を再開しようとする中で発見した3つの気づき・・・。

    ① 地域の中で、人とのつながりをしっかり持ち、暮らし続けてきたはずの人ほど、この短期間で孤立や閉じこもり、ストレスや不安を増大させている。ひきこもらざるを得ないと考えてしまっているということ・・・。みま~もの活動に参加者として関わっていた人より、主体的に関わっている「みま~もサポーター」の人ほど、再開への関わりを躊躇している人が多い傾向にある。

    ② 緊急事態宣言後、交流ができない状況でも今まで取り組みを通して培ってきたつながりから、地域の中では互いを気遣い・支え合う関係が随所で継続されている。改めて地域ネットワークの有用性を実感するが、一方でこの状況が長引けば、自分自身のおかれている状況で精いっぱいという人たちが増え、この関係性も失われていく待ったなしの状況と認識している。

    ③ 集いの場・居場所づくりに取り組んでいる多くの団体が再開に向かおうとしているが、新型コロナウィルス感染対策、新しい生活様式を踏まえようとすればするほど「制限・制約」となり、それぞれの特色を生かした魅力ある取り組みの再開が困難となっている。

    以上の3点を踏まえ、「再開」ではなく「対話」から始めようと決めた。土曜日のセミナーでは、多くの人たちとの対話はできないので「アンケート」という形で思いを聞いた。

    そして今週は、みま~もからの暑中お見舞い作戦!
    暑中見舞いに、返信用の封筒と便箋を同封。みま~もに今の思いを届けてもらう。コロナの感染拡大が止まらない東京で、今まで通りにはいかないのはわかっていた。だからといって、手を変え、品を変え、何かを実施すること、再開に目を向けても何も進んでいかない。

    この間、一人ひとりが何を思い、今だからこそ改めて何が大切だと感じたのか?そこの共感をつくる過程から始めなければ、ネットワークの再構築は道がない。そう信じて・・・。

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