「高齢者もwithコロナ時代に向けて、オンラインを積極的に活用できるように・・・」
「緊急事態宣言が解除されました!活動を再開します。自宅に閉じこもっていては身体機能が低下してしまいますよ。参加するためには、感染を防ぐためにマスク着用・人数制限・会話は控えて!」
東京でも、公的機関・専門職の地域へのアプローチが再開している。喜ばしいことです・・・。
しかし、この3か月の間で高齢者、地域住民が心に背負った変化を踏まえずに、「良かれ」と進めていくことを危惧している。
コロナウィルスは感染に対する不安や恐怖だけでなく、地域に「人と会うこと・つながることへの不安」まで広げていた。この不安がなくならない中、これまでに戻すことをゴールにおいても進んでいかない。それどころか、地域はそう思っていない、そんな状況ではないと感じているのに「これが大切」と推し進めていけば「お仕着せ」になりかねない。
焦らず、今だからこそもう一度考えてみましょう。地域の今をみつめて、公的機関・専門職ができることは何か?
肝に銘じましょう、「再開」が目的ではなく、今、大切だと思っていることを語り合いカタチにしていくこと。
それさえ踏まえれば、コロナ前と今、取り組みや事業が変化しようが同じだろうが、地域に「元気」が戻るはず!