大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

文字サイズ:
2009.8.21形にとらわれない!
  •  朝9時、事務所のシャッターを開ける・・・。
     今日は、先日SOSキーホルダー登録システムの申請に来てくれたBさん男性が、来所者第1号!!
     Bさんは、近所の公園で、友人たちと毎朝、体操とウオーキングを行っています。その友人たちの分の、キーホルダー登録申請書を取りにやってきてくれたのです!
     先日事務所にやってきたのが、Bさんにとって初めての地域包括支援センターとの出逢いでした。
     今日は2回目の来所のはずですが、気分はすっかり気慣れた場所、そして顔なじみの面々といった具合 笑
     「友だちの分の紙を取りに来たよ!紙、紙!ほれ、あの キーホルダー!
     「おおた高齢者見守りネットワーク」の様々な取り組みの中で、自分自身が見えたこと・・・。
     それは、地域に暮らす人たちは、自分自身のつながりの中で、ときには手をさしのべ、時には支えられながら、地域のあたたかい関係を育み合っているということ!
     地域包括支援センターが中核機能となり、高齢者を見守り、支え合う地域ネットワークを築く。
     たしかにそうなんですが、よく考えてみませんか?
     地域に暮らす、地域に溶け込む中での昔からあるルールを!
     「郷に入っては郷に従え!」
     よそ者がある日突然来て、「あれや、これや」と御託を並べたてたら、即、引かれますよ・・・。
     例えば、とくに、私たち専門職や、自治体にありがちなんですけど、国や自治体がモデルとして推奨したものだからと、まずは、システムや、形を、作ってしまう・・・。
     そして、形づくったシステムを「協力依頼」という名のもとで、トップダウンで下ろしていく・・・。
     あれも、これもと、次から次へ「協力依頼」という名の負担が、町会・自治会・婦人会など、地域のみなさんに降ってくる・・・。
     これでは、最初は協力的であったとしても、心からやろう、取り組もう!という気持ちすらなくなって「またかぁ~ >< 」というのが正直なところ。
     もう一度考えてみませんか?
     地域には、地方だろうが、都会だろうが、そこで暮らす人たちが、今まで築いてきたつながりはあるんです。高齢化が進み、地域力が弱くなったといっても、支え合おう、手をさしのべよう!というものは必ずある!
     ただ、私たちが、地域に暮らす人たちの視点で見てない、見えてないだけなんです。
     ここを、まずきちんと見なければ、歩みを踏み間違ってしまう・・・。
     そして、私たちがそこで築かれている地域のつながりに、専門職としてできる協力をする。それだけでいいんです。というか、それしかしてはいけないんです!!
     これが、私たち地域包括支援センターが、地域のネットワーク構築の中核機能として果たす本当の役割なんです。
     では、「できる協力」って何なのか?
     それは、私たちが見えていない中で、地域の中で、手をさしのべている、見守っている人たちが、必要な時期に、私たち医療・介護の専門職へ、どのように情報を伝え、つなげていけばいいのかを伝えていくことなんです。
     高齢化が進展する中で、家族や親族が、私たちにつなげてくれるという形は、どんどん少なくなっていくでしょう。
     そして、遠方にいる家族・親族よりも、近隣にいる、そばにいる人たちの方が早く異変に気づく・・・、ということが実際には多いはずです。
     だからこそ、私たちが果たす役割は、「家族でも、親戚でもない自分が、連絡してもいいのだろうか????」という、地域包括支援センターや、医療・介護専門職への、地域の皆さんが持つ敷居の高さをなくしていくことなんだろうと、私は思っています。
     この見えない敷居をなくすために、自分たち、この地域で働く専門職たちが、もっともっと、地域の皆さんに顔を見せていくんです!自分たちの思いを伝えていくんです!
     そのうえで、地域に暮らす皆さんと、この地域で暮らし続けていくための安心を一緒に考え合っていけばいい。
     そうすれば、地域に暮らす人たちが力を発揮すること、しなければならないこと。
     そして、この地域で働く私たち専門職が、専門職だからこそできること、しなければならないことがはっきりするんです!
     この過程があって、初めて、形やシステムが、生きたものになっていく・・・。
     形やシステムが先にありき・・・では、伝える側も、言われた側も疲れてしまうだけですよ・・・。
     私たちの地域で8月からスタートした、SOSキーホルダー登録システム。地域の皆さんと「住み慣れた地域で暮らしていくための安心」をセミナーを通して考え合いました。地域の皆さんの思いを、肌で感じることができました。
     そのうえで、病院・警察・行政機関・包括支援センターが、個人情報や、個々の垣根を超え、つながりあいました。
     そして、地域の安心のために、その地域の各機関が協力し、形づくった、このSOSキーホルダー登録システム。これは、区のサービスではありません。
     「大田高齢者見守りネットワーク」が、関係機関に呼びかけ、作ったシステムです。このキーホルダーの費用(1個120円)は、会のWAM助成金から出しています。
     これでいいんです。これが地域の皆さんが本当に求めているもので、地域の皆さんが広げてくだされば、自治体として何かしらの協力体制を築くはずです。そして、その動きはもう始まっています。
     形にとらわれていては、中身のない形だけが出来上がるだけ。
     そんなものがいっぱいできたとしても、地域に暮らす人たちにとっては邪魔で負担で、さらに訳わからなくなるだけ。
     中身をつくる過程・・・。それこそが、どこの地域でも共通する、地域ネットワーク構築の屋台骨ではないでしょうか・・・・。
     
     夕方近く、みま~もレストランに参加しているSさんがやってきた。玄関前の「包括菜園」で、今、生き生きと育っているシソの葉をみつめ、「この葉っぱ2枚ちょうだい!2枚だけでいいの。冷ややっこに添えるだけだから・・・。」と、持って帰った。
     うちの「包括菜園」で、今何が旬を迎えているのか・・・。このSさんはお見通しです たはー
                 ↓ 
    P1060394.jpg
    お盆休みも終わりましたね・・・。私まだ、とっていませんが・・・・。
                 ↓
    DSCN1883.jpg
    DSCN1957.jpg
    DSCN19433.jpg

    事業所: 未分類

    カテゴリー:タグ:
    Pocket
    LINEで送る

    コメントを残す

    CAPTCHA