本日、15時30分。
私の前の電話が鳴りました!電話を取ると、向こうでざわめきが聞こえる・・・。
「もしもーし!」
すると、電話向こうの男性が話し始めた・・・。しかもかなりの大声で・・・・。
「今、車運転してたら道路の真ん中におばあちゃんが立ってて、危ないから、今、車を端に寄せて一緒にいるんだけど・・・、あっ、あっ、ちょっ、ちょっと待ってて!(しばし会話が途切れる)
え~とね~、おばあさんと一緒にいるんだけど、目を離したらどこかに行っちゃうんだよ!ほっとけなくて!今いるところはねぇ~、え~と~大森○-○-○。あ~~~~、いったん切るから!またかける!(ガチャッ。ツーツーツー)」
電話が切れた。その間にインターネットで住所を特定。再度電話が鳴る。
「もう、離れられないんだよ!来てくれるの?くれないの?!」
「あなたは、どこでこの連絡先をお知りになったんですか?」と、私。
「おばあちゃんの杖についてたんだよ、お宅さんの連絡先がぁ!だからぁ~、来てくれるの、くれないの!!!」
そこで、初めて気づいた!もしかして、
キーホルダー!
電話をかけてくれた方から聞いた住所の地域担当は、Hくん!
今、職員が現場へ向かうことを伝え、いったん電話を切った。Hくん現場へ急行!
着く頃に、Hくんの携帯電話に連絡。
「今、言われた場所に着いたんですけどぉ~。あっ、あの人かな?あれっ?もしかして、
Aさん! 」
そうなんです。道路の真ん中に立っていた方は、現場に急行したHくんが現在関わっている方だったんです。
よかった、よかった

訪問から帰ってきた職員に報告。キーホルダーが、このような形で活用されたんだよ!
職員から私に「キーホルダーでの連絡だとわかった時点で、何でキーホルダーに入っている登録番号を聞かなかったんですか!その登録番号で、誰かがすぐわかるシステムでしょ!」(ごもっとも)
記念すべき、初のキーホルダーによる連絡は、赤い糸で結ばれているかのように私でした。しかし、私にとっては、ほろ苦い経験となってしまいました・・・

しかし、初めての通報によって、改めて、対応について考える必要がある点についての発見もありました。今日は、職員がすぐに出れる体制がありましたが、いつもそうだとは限りません。
一般の方から通報があった場合、キーホルダーの番号を確認。通報者の連絡先を聞き、まずは警察に連絡を入れてもらう。
一方で私たちは、登録番号から本人確認。すぐに私たちから警察に、登録されている情報を伝える。そして、まずは保護していただき、その後は警察と連絡を取り合い、調整を図っていく。
今回のような場合、以上のような対応をしていくことを、職員で確認し合いました。
始まったばかりの「SOSみま~もキーホルダー登録システム」です。一つひとつのことを、検証し、話し合い、よりよい、確実なものにしていく。机上で描くものは、描いた通りのものになる。しかし、それ以上でも以下でもない。
実際に、具体的にやり始めるからこそ、いろんなものが見えてくる。発見できる。だからこそ、よりよいものへ発展させることができるはずです。
そう、できるはず!
私たちは、発見を考え話し合うことができる、各専門機関、専門職、そして地域で暮らす人たちととの、よりよいものを生み出すためのネットワークを築いてきたんですから・・・・・

ちなみに、Aさんですが、担当のHくんの話では、一人暮らしで身寄りがなく、介護保険サービスを利用。
認知症が進み、一人暮らしは困難。区長申し立てによる成年後見制度利用の方向で、司法書士の方とも話し合いが進んでいるそうです。
グループホームへの入所先を探している矢先の、今回の出来事。
キーホルダーにより発見される→身元がわかる。そこからが、私たちの本当の力の発揮どころです!Hくん、多職種との連携で、Aさんの今後を頼みますよ!
発見、連絡をくださった方も、急行したHくんが、Aさんを知っていたことでひと安心。そのまま、車に乗り、去っていったそうです。
ありがとうございました・・・・。
改めて、私たち「おおた高齢者見守りネットワーク」が生み出した、SOSみま~もキーホルダー登録システムについては、こちらをクリックしてご覧ください。
動物たちの微笑ましい光景に、遭遇することができました。
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