大森医師会(医師会包括含む)と、私たち包括支援センター入新井、エーザイ・ファイザー共催による「認知症セミナー大森」を3月27日(土)開催いたしました。
この会も、私たちが関わるようになってから5回を重ねました。
第1回~第3回めまでは、地域住民と地域で働く専門職たちが一堂に会し、認知症について理解を深め合うことを目的として行ってきました。
そして、この経緯をふまえて4回目からは、この「認知症セミナー大森」を、専門職が学ぶ場として定め、今まで参加してくださっていた地域住民を対象としたセミナーを、おおた高齢者見守りネットワークで取り組んでいる「認知症セミナー ~認知症の人とともに歩む町に~」として、開催していくことにしました。
2月27日に開催した、おおた高齢者見守りネットワーク主催の「認知症セミナー」は、200名の参加者で大盛況に終わりました。
そして、今回の「認知症セミナー大森」。今回は2部構成とし、
第1部は、「ロコモティブシンドローム(ロコモ)~骨折・転倒は要介護状態の大きな原因です!」をテーマに、当院 副医局長 整形外科 医長、昭和大学医学部 兼任講師である、相原 正宣 先生に講師を依頼。
運動器の働きの衰えによる要介護状態への進行、認知症の発症について、介護予防の観点から話してもらいました。
ちなみに、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」とは、
骨・関節・筋肉などの運動器の衰えにより、暮らしの中での自立度が低下し、要介護になる危険性が高くなる状態を言います。相原先生は、整形外科の観点からの「メタボリックシンドローム」と、私たちにわかりやすく話していました。
終了後、先生が、「今回の内容は、新たにまとめたものだったからどうだったかなぁ~?」と、私に声をかけてくれました。
運動器の働きの衰えからの要介護状態の進行、認知症の発症という、マイナスの連鎖につながっていく危険性について、介護専門職が知る機会となったことは、自立支援の視点を持って本人と関わっていく重要性を、改めて確認できたと思います。
第2部は、長谷川 和夫 先生。
認知症介護研究・研修東京センター長、聖マリアンナ医科大名誉教授。専門は老年精神医学・認知症。長谷川式認知症スケール (HDS-R) の開発者としてあまりにも有名です。「痴呆」から「認知症」への名称変更にも、大きな役割を果たしてくださいました。
「認知症の人たちは、この絵のような心理状況を常に抱えている。街灯に照らされている部分しか見えない。行く先には、意味不明な場所が待ちかまえている。寂しさ・孤独・恐怖、認知症の人の心理を、今日ここにいる介護に携わる皆様は理解して、認知症を生きている方々に接していってください。」
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75名の専門職の皆様と、認知症についての理解を深めることのできた1日でした。
第5回認知症セミナー大森。今回は2部構成で開催しました。
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司会 : 大森医師会副会長 北條医院 院長 北條 稔 先生
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開会のあいさつ : 大森医師会会長 鏑木皮膚科医院 院長 鏑木 公夫 先生
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第1部講師 : 牧田総合病院 副医局長 整形外科 医長、昭和大学医学部 兼任講師 相原 正宣 先生
「ロコモティブシンドローム(ロコモ)~骨折・転倒は要介護状態の大きな原因です」
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第2部講師 : 認知症介護研究・研修東京センター長、聖マリアンナ医科大名誉教授 長谷川 和夫 先生
「認知症の医療とケア~今もこれからも~」 ↓
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