大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2011.3.18みま~もが考えるネットワーク理論②~キーホルダー~
  •  災害時の要援護者名簿・・・・。名前・性別・住所・生年月日・電話番号が、地域単位で記されている。
     65歳以上の方で、災害時の支援が必要と希望した人のみの名簿。
     災害時に安否確認は可能であろうが、さて、その人が医療機器を使用しているのか?介護サービスを利用しているのか?このような情報はわからない・・・。
     当然、要介護者の方もいれば、サービスを何も利用していない人もいる。地域包括支援センターに相談に訪れたことのない人であれば、私たちのところでは、その人の身体状況や緊急連絡先すらもわからないのです。
     これは、自治体も同じ。
     今回の東北地方太平洋沖地震でつくづく感じました・・・。
     やっぱり、 「SOSみま~もキーホルダー登録システム」 だ!    
     このシステムは、65歳以上であれば、だれでも申し込み可能。しかも、今時点では、お元気で、包括支援センターを必要としていない人も、この申し込みを通して包括支援センターとつながることができる・・・。
     外出先で突然倒れ、救急搬送された場合など、迅速に住所・氏名、そのほか必要な情報の確認が行なえます。また、認知症の徘徊などで、警察に保護された場合にも同様に役立ちます。
               
    【 表面には、地域包括支援センターの連絡先 】
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    【 裏面には、その方の番号 】
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     そして今年になってから、自宅での緊急時にも、このマグネットになっているキーホルダー情報登録カードを、冷蔵庫などに張っておくと、救急隊が、包括支援センターに連絡。主治医や医療情報などの詳細を把握できるようになっています。
    【 キーホルダー情報登録カード 】
                 ↓
    img140.jpg
     申請書にはその方の緊急連絡先・医療情報・主疾患等、基本情報が包括支援センターに台帳として登録される。
     さまざまな緊急対応システムが、民間でもありますが、申し込みが包括支援センター、そして、情報が台帳として包括に登録される・・・。これが、このシステムの一番重要なポイントだと思っています。
     救急隊、警察、病院でも、このシステムの周知が進み、連絡が入ることもありますが、各機関が必要な情報を迅速に伝えることができます。
     私たちの包括支援センターが管轄する地域では、申請開始から1年間で、登録者が65歳以上高齢者人口の1割を超えました!
     情報の更新は、その方の誕生月に事務所に来てもらう。こうすることで、せっかくつながった包括とのつながりもあわせて更新する。
     今回の震災による計画停電対策のため、訪問看護事業所や、訪問診療のドクターから行政に、「在宅酸素・人工呼吸器・吸引機・エアマット」等を利用している人の情報についての多数の問い合わせがあったそうですが、当然そのような情報まで把握できていない・・・。
     このような問い合わせにも対応できるよう、申請書の内容をさらに充実させていこうと思っています。
     自治会・町会単位での広がりも進んでいます。申し込んだ方が、また申込用紙を持って帰り、友人に勧める・・・。
     自分たちが今まで、『必要!』だと思い取り組んできた中で、こんなに地域に暮らす人に、
    「必要!そして、安心!」 と、
    感じてもらえる手ごたえって、私は初めてでした。
     『65歳を超えたら、万が一のためにキーホルダーシステムの登録!!』 
     区全域で、そして他地域でも、このシステムが登録できるよう、自治体とも話し合いを進めていければと思っています。
     
    北海道帯広市の議員団のみなさんが、「おおた高齢者見守りネットワーク」 の取り組みについて聞きたいと、昨年11月に視察に見えました。このときの内容をとりまとめた 『 都市行政調査報告書 』 が出ていましたのでご紹介いたします。
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