大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2008.4.7暮らしやすさとはなんだろう・・・
  •  そこに暮らす人たちにとって、暮らしやすさとは、いったい何なのでしょう・・・。今、私が働いている都市部は、地域の特性、特色がどんどん薄らいで、どこの街も同じ顔をしているような気がします。
     同じ顔というのが、いい意味でならよいのですが・・・そこに暮らしている人たちにとって本当に暮らしやすい街になっているかというと疑問を感じます。
     今日本では、ある年齢までは確かに個人主義で、隣近所との関わりも無く暮らすことは可能です。個人のプライバシーを尊重し、わずらわしいつきあいをしなくて快適に過ごすことができます。
     特にこれから高齢者となる団塊の世代以降は、地域との関わりも必要と感じなく生きてきた世代です。この世代がこれから私たちも含めて高齢者となっていきます。
     マンションでは、オートロック ・カメラ付きインターフォンが当たり前。特に男性は、仕事中心の生活で地域との関係が希薄。
     さて仕事を退職し、子どもたちも独立した。最初はいいが、身体も思うように動かなくなり、地域とのつながりや近くにいる友人もないから、外に出る機会がどんどん減っていく。
     今までは職場で役割ややりがいを持ち生きてきた自分が、人とのかかわりがなくなるという疎外感は、孤立していく要素として充分です。 
     これから右肩上がりに高齢化が進み、高齢者の一人暮らし、夫婦のみ世帯が増加する中、暮らしやすさとは何か を考えることが重要です。
     まず医療・介護・住宅が不可欠でしょう・・・。しかしそれだけでは人間は満たされないと思います。
     人々がコミュニティをつくることができる場や機会の確保がなければ、孤立していく高齢者がどんどん増えていくことになってしまいます。
     人は、一人では生きていけません。孤立していくことほどつらいことはありません。
     自分に役割がある、必要としている人がいる、気にかけてくれる人がそばにいる。それは、家族とは限らない。友人であり、専門職であり、隣人であり、この地域にいる人でいい、そばにいる人でいい。
     暮らしやすさとは、住んでよかったと思える地域とは、自分を知っている人たち、気にかけてくれる人たちがいる場なのでしょう。
     今、私が働いている地域では、地域で暮らす人、働く人たちが知恵を出し合い、すべての人たちが「ここで暮らせてよかった」と思える地域づくりに取り組み始めています。まだまだ小さい歩みかもしれません。
     しかし、そこで働く人、暮らす人が主体となる地域づくりが始まったのです。この活動を支える自治体の役割は重要だし必要でしょう。でも、自治体が主体となって行うものではないから魅力があるのです。
     このブログでも何度か書かせていただいた「高齢者見守りネットワーク」この活動は、最初から、高齢者を見守るという限定した活動とはしていません。
     地域に新しいつながりが生まれる。それは異年齢の大きなつながりと捉えます。そして、医療・福祉・保険・行政等専門職種同士のネットワークも含まれます。地域の活性化も含まれます。 
     地域が人と人とのつながりを通して元気になる。魅力的になる。このことが、高齢者を孤立し、孤独になることをさせないことにつながると感じています。
     この地域活動の中に存在する、地域包括支援センターの私たちです。地域住民が主体となる地域福祉の考え方を自分自身に構築し、そして、日本には今まであまりなじみのなかったコーディネーターとしての役割を担っていきたいと感じている今日この頃です。
    大田北高齢者見守りネットワークをつくる会のホームページができました!!つくる会の目的、組織、協賛団体紹介、イベント・セミナーのご案内など盛りだくさんです。定期的に更新していきます。ぜひこちらからアクセスしてみてください。右上にあるリンク先からもアクセスできます。
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    大田北高齢者見守りネットワークをつくる会ホームページ
    桜5

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