今から10年前になります・・・・。
まだ私が、大森にある社会福祉法人のデイサービスの相談員をしていたころ、同じ地域にある医療法人のSデイサービスに黄色の髪の毛をツンツンおっ立てた若者Aが入職してきた・・・。
同じ地域で、しかも同じデイサービスということもあり、以前からこの事業所とは親交があったが、「こんなチャラチャラした職員を入れるなんて世も末だ・・・。まぁ、長続きはしないな!」と思ったもんです。
あまりにトッポイ外見のため、人の顔と名前が一致しない私ですが、これがまた妙に脳裏にこびりつき忘れられない

その後も、なぜが様々な集まりで私を見つけると寄ってきてくれる・・・。
いつだったか、こんな若者Aと久しぶりに会ったとき、「おっずいぶん大人になったなぁ~」と感じたことがありました。ツンツンしていた髪の毛も、いつのまにか落ち着いていた・・・。
いつしか、
トッポイ若者Aくんは、私にとって同じ地域で働く、良き仲間になっていきました。
それからさらに月日は過ぎ、私の事務所にAくんから連絡があった
。「おおた高齢者見守りネットワークの協賛について、院長の許可も出たので関わらせてもらいたいんです!」
昨年12月のセミナーには自分より若い職員たちを連れて、Aくんがやってきた。そして、
「地域住民の方へ、地域にいる専門職たちが、連携して情報提供したり交流する。このようなセミナーに初めて参加しましたが、こういうことが、
地域の方への介護支援の基本なのだなと感じました・・・」こんなうれしい感想を言ってくれました。
そして先週土曜日から、晴れて協賛事業所として、そして、「おおた高齢者見守りネットワーク」の仲間として、準備から関わってくれました。初めてのメンバーとしての仕事が、看板を持って会場案内。気温4℃の中、がんばってくれました。
セミナー終了後、帰り際にAくんがこんな一言を言ってくれました。「沢○さん、楽しいですね!」

Aくんは、今、30歳。計算すると、Aくんと私が初めて会った時、Aくんは20歳!Aくんがいる医療法人は、その後、デイサービスだけでなくデイケアも立ち上げた。今では、Aくんはこの2つの事業所の責任者・・・。改めて月日の重みを感じます。
同じ地域に10年いる専門職。10年の歳月を通して、地域に暮らす人たちに目を向けたAくん。私、そしてAくんを育ててくれたこの町で、Aくんと地域活動を行えることをうれしく思います。
「よろしくな!Aくん!」