大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.8.25見守りネットワークの生みの親
  •  「このような見守りネットワークの取り組みを、この地域でやっていきたいんです!ぜひ、行政として協力してください!行政にしかできない力を貸してください!」
     ネットワークの代表Nさんと、区の高齢事業担当に話しに行ったのは、昨年の3月上旬でしょうか・・・・。いくら話しをしても、協力してくれるのか、しないのか、もしくはつぶされてしまうのか・・・?打てども響かない役人に、無力感を感じました。
     大田区の後援を何とか取り付けたものの、「後援のための名義申請書を書いてくれる?」
     「大田区の後援というものは、このような紙っきれ1枚のやり取りなのか・・・。」、「名前だけの後援なんて、何の意味があるのか・・・」そう思ってがっかりしたものです。
     こんな紙きれのやり取りで名前だけの後援でも、会のメンバーは、「これで区のお墨付きがついたね」と、私たちを励ましてくれました。
     大田区が、高齢者の見守り、支え合いについての方向性すら決まっていなかった時期に、創りだした会です。自治体としての方向性も出ていない中で、非協力的な役人ばかりだったのは、ある意味当然のこと。
     そんな中、私たちの地域行政センター高齢支援担当Nさんに、会を発足させるための協力依頼に出かけました。
     N係長は、私たちが作成したイメージ図、発足にあたっての文章を端から端まで目を通し、「費用はどうするんだ?区の担当のことはそれでいい、気にするな!先の展望はどう考えているんだ?」など、兄貴が弟たちを心配するように、一つひとつ自分の考えを私たちに伝えてくれました。
     その2日後、N[係長から、私に1枚のFAXが届いた・・・。
     それは、自治会・町会代表に向けての、地域行政センター係長宛ての「おおた高齢者見守りネットワーク」への協力依頼文でした。
     当時、会を発足させることは必要なこと!という一念で、代表のNさんとともに歩み出しましたが、あまりの行政の反応のなさと、非協力的な対応に、打ちひしがれそうになっていました。
     そんなときの、N係長の後方支援は、自分たちに大きな励ましをくれたものです。
     あれから1年半、N係長は、「行政職員として、自分がこの会にできることは何か・・・」
     このスタンスで、いつもこの会を支え続けてくれました。時には、そのスタンスを飛び越え、前面に出てきてくれることも・・・にっこり
     昨年の夏。見守りネットワークのキャラクターみま~もくんの缶バッヂを、小学校のイベントで子どもたちに渡したい!自分たち包括職員でコツコツ作ろうと思っていた矢先に、N係長から連絡が入る。「うちに業務用の缶バッヂ作り機があるから、家で内職するよ!」と・・・えぇ
     100個の缶バッヂが、我が包括事務所に届いたのは、この電話から、そう遠い時期ではなかったと、記憶しています・・・。
     このN係長が、7月に異動となってしまいました。しかも、現場を離れてしまう・・・。
     行政職員にとって、異動は宿命。わかってはいても、「なぜこの時期に私たちからこの人を引き離す・・・」という思いは、今でもいっぱいです。
     でも・・・、考えてみれば、この会を立ち上げてこの一番大変な1年間、この人がこの場所にいてくれたこと、そのことに感謝したいと気持ちを切り替えました。
     そして昨日、「おおた高齢者見守りネットワーク」主催のN係長壮行会を開催させていただきました。
     会場は、毎年「介護従事者交流会」でお世話になっている大森東急インホテル!
     「今年は不景気だからか、8月の会場がまだ埋まってないんですよぉ~ 泣き 格安のプランを組んだから、ぜひ何かで使ってください!」宴会部長が営業にやってきて、その場で決めちゃいました!
     何かをしようとすると、必ずしようとすることに必要な人が現れる。この会のミラクルはまだまだ健在ですね GOOD
     集まったメンバーは40人!すごいですね・・・。
     この会が生まれていなかったら、仕事で付き合うぐらいでしかなかった人たちが、今こんなに集まり、創り合う関係を築いている・・・。ホント、武者震いものですよ!
     大田高齢者見守りネットワーク(愛称みま~も)らしく、涙あり、笑いありのあっというまの2時間でした!
     今日、N係長からメールが届きました。
     「うれしかったよ!あんなにみんなに送られるとは思っていなかった。
     俺は何もしていないし、ありがたいと思われるようなことはしていない。みま~もは、沢が、仲間と創り上げたもの。俺はそれをただ見ていただけ。ただ、守りたかった。
     俺は幸せ者です。人生にこれだけの人たちと知り合いになれたこと。沢、お疲れ様。これからみんなをどう見ていこう・・・。がんばれ!行政に負けるな!
     ありがとう、沢。そして、ご苦労さま。」

     N係長から届いた初めてのメールは、沢づくしのメールでした・・・笑
     さぁ、また新たな明日に向かって、一歩を踏み出すとしますかぁ!!
    我らがN係長の壮行会!見守りネットワークのメンバー40人が参加しました!
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    私たちからのプレゼント。今までの見守りネットワークへのN係長の関わりを綴った本と、一緒に行った渋谷区包括勉強会、介護従事者交流会のDVD。とても喜んでくれました。
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    プレゼントした本、「私たちのN係長」は、参加した皆さんにも配りました。
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    見守りネットワーク代表 Nさんと私のツーショット・・・!思えば、このツーショットの関係も、N係長が、Nさんを代表に推薦してくれたからでしたね。
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    突然のサプライズ!代表のNさん、昨日誕生日を迎えたそうで、お祝いです。抱かれているのは、絵描きナースの第3子。
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    NRE大森弥生ハイツの皆さんから、花束が贈られました。代表してケアマネージャーの I さんから・・・。
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    秋頃より、この見守りネットワークが、六郷地域にも発足することになりました!!名づけて「みま~も六郷」。この中心となる、六郷東、六郷中地域包括支援センターセンター長も駆けつけてくれました。
    N係長、あなたが生み出したこの会は、着実に広がっていきますよ!
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    壮行会の最後は、一本締めではなく、空手2段N係長の板割りです!最後の最後まで、「みま~も」らしい壮行会でした。
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    お見事!!
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