大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2008.3.24ついでに・・・
  •  先日、体調を崩し仕事を休んだことがありました。何日かして回復し仕事に行った日のこと、近隣に住んでいる方が事務所に来ました。
     「無理をするような仕事の仕方をしちゃだめ!適当にやることを覚えなさい!!」。
     また、別の方が近所の友人と通りかかりに寄ってくれ、
     「これから友達とランチしに行くから一緒に行くわよ!」と半ば強引なお誘いが・・・。
     訪問があるので・・・と丁重にお断りすると「身体が資本!おいしいものを食べて元気に仕事しなさい!」この方なりの励ましを頂いた。
    二人とも、私たち地域包括支援センターが対象とする65歳以上の方々です。
     気にしている人がいてくれるというお仕着せではない、さりげない励ましは人を勇気づける。
     コミュニティーづくり、高齢者の見守りネットワークづくりは、例えば安否確認を「業」として行うものではないような気がします。
     日常的に地域で活動する様々な主体が、本来行おうとしていたものの 「ついで」 に安否確認するといったさりげない日常生活を活かした関わりがあっていいのではないでしょうか?
     「業」として行うことを前提とするものには、負担がつきものです。
     そうではなく、さりげない声かけや、つながりをつくろうとして行っていることが、じつは自分自身のつながりも同時につくっているという実感が、息長く続けていくためには必要なんだろうと思います。
     「業」ではない、「ついで」のあたたかいさりげなさだから、「人の世話になりたくない」と思っている方や、人との関わりを拒んでいる人たちも気を許す。
     心から「ありがとう、よろしくね」と言える気持ちになれるのだと思います。
     通りすがりにふっと気づいて声をかける・・・。そういえば最近顔を見ていないなあ・・・ちょっと寄ってみようかなあ・・・と立ち寄ってみる。見守っているようで、自分の元気な顔を見てもらってもいる。
     見守り、見守られ、声をかけ、声をかけられ、してあげるではない、お互い様。
     専門職が励まされたっていい。専門職にお世話になっているという気持ちからは、私たち専門職にその方の本当の生活は見えてこない・・・。
     さあ、明日も地域の方々に声をかけ、声をかけられよう・・・。

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