大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2022.1.27みま~も式 ネットワーク発展過程理論の3要素!



  • 14年前、大田区のたったひとつの地域包括支援センターで始まった 『 みま~も 』 は、毎日起こるぎりぎりの問題に右往左往する業務の日々への疑問と限界の中から、本来、自分たち専門職が果たすべき役割との矛盾を感じていた医療・介護専門職たちの、専門への誇りと意地が生み出した形だったのかもしれません。

    「みま~も」というまちづくりを目的とした 当会の趣旨に賛同した 企業・事業所・施設、 病院・クリニック等が「協賛」という形で関わる仕組みを私たちは選びました。この「協賛」という形は、単に運営資金が必要だったということだけではありません。

    医療・介護の専門職の多くが「組織」に属している。専門職個人が「まちづくり」に関心を持っていても、組織の理解がなければ関わることは難しい。だから、介護事業所・医療機関、民間企業が、「みま~も」というネットワークに、組織として加盟すること。このことが、その組織にいる専門職たちを、母体組織の理解のもと、堂々と大手を振って地域づくりに関わることができる土台ともなっているのです。

    まずはこの「組織間連携の構築」に時間と力を費やしたのは、仲間たちが思う存分、組織の理解を得て、自分たちが持つエネルギーをこの取り組みに注いでほしいと思ったからです。
    「ネットワーク=組織間連携」。この土台がしっかりとあるからこそ、そこに属する一人ひとりの専門職たちが、組織の理解を得てみま~もにいきいきと関わることができているのです。

    ・目的が明確なこと。
    ・「協賛」という仕組みで、常に新しい組織が入りやすいオープン性を持っていること。
    ・組織がみま~もの趣旨を理解して、組織として参画することを基本としていること。

    これが、みま~ものネットワーク発展過程理論の3要素!そして、これが、みま~もが考える地域包括ケアの形なのです。




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    事業所: 全体

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