20年前、児童演劇の仕事をしていた頃、忘れられない劇団との出逢いがあった。
「わらび座」・・・・。
日本の伝統芸能を基盤とした劇団。最近では、舞台劇や、ミュージカルなども演目が多くなっているが、わらび座の真骨頂といえば、やはり、太鼓や舞いを中心とした伝統芸能です。
秋田県のたざわこ芸術村に本拠地を置き、劇団員は現在約200名。
今から20年前。初めて、川崎での公演を行うにあたって、事前に3名の劇団が川崎に訪れてくれた。
その時期は、ちょうど「おやこまつり」という、観劇している子どもたちを対象にした祭りに取り組んでいた時期で、劇団の方々は、秋田からの旅の疲れもあったはずなのだが、快く祭りに一緒に参加してくれたのでした。
祭り会場で大きな荷物を降ろすと、普段着のまま、一度見たら決して忘れられないような笑顔で「花笠音頭」を舞ってくれた・・・。
今まで盆踊りなどで見た花笠音頭とは、まったくちがう迫力と緊張感。見ていてなぜか、生きている実感と喜びに心満たされるような一瞬でした。
屋外で、照明も何もない場所で、これだけの迫力と感動を参加者に与えるんです。当日のステージが、大人から子どもまで多くの感動に包まれたことは言うまでもありません。
あれから20年・・・。
来年2月に開催予定の、おおた高齢者見守りネットワーク認知症セミナー『 認知症の人と歩む町に~正しい理解と、音楽と、笑顔 』の第2部で、このわらび座のステージを地域の人たちに味わってもらおう !と、わらび座の事務所へ連絡をしてみた。
事務局の人と話しを進めていく中で、20年前のことがあって今回連絡した経緯を話したら、なんと、なんと、この方、20年前に川崎にきていたメンバーの一人だったことがわかりました!!
それまでの話し方から、二人とも一変!
「なつかしいねぇ~!○○さんは今どうしているの?20年経った今、また、一緒に取り組めるなんて、夢みたいだね。いやぁうれしい、うれしい!
公演料?普通は○○万円だけど、予算いくらで考えているの・・・?そうかぁ・・・・。えっ、大丈夫大丈夫!劇団の中で相談してみるから・・・。 !
こんな形で、呼んでくれるんだから、必ず実現させて、成功させるよう考えるよ!!いやぁ、それにしても、うれしいうれしい・・・・。」
自分が働くこの大森で、20年前と同じように、わらび座の皆さん、そして、地域で働く医療・福祉専門職、地域に暮らす人たちと、
『 生命の賛歌 』
を謳い上げる一日を創りたいと思います。
約半年先ですが、これで、どうにかプログラムの形ができました。第1部は、当院副院長 脳神経外科 荒井 好範 医師による講演。そして、第2部は、雰囲気をガラッと変えて、わらび座による、伝統芸能を堪能します!!
昨年は200名の参加で行われた認知症セミナー。今年も多くの参加により、学び、歌い、人と人がつながりあう地域づくりを考える場にしたいと思います。
わらび座の公演内容等は、こちらをクリックしてご覧ください。
今年2月、200名の参加で行った、認知症セミナー『認知症の人と歩む町に!~正しい理解と、音楽と、笑顔~』のチラシはこちらをクリックしてご覧ください。