大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2011.3.14今こそプロとして!
  •  今こそ、人と向き合うプロとしての視点をしっかり持ちましょう・・・・。
     まず、相手がどういう状況にいるのか、発する自分の話しを相手がどう受け止めるのか・・・。そのうえで、自分の態度、話し方、何を確認しあうのか・・・。
     この精度を高めましょう。
     変なやさしさは、逆に相手を追い詰めたり、なおいっそう苦しめたりしかねません。
     例えば、被災地域には情報が入りにくい状況にあります。携帯電話の充電もままならない。ある意味、携帯電話は、大事な発信を可能にする唯一の綱。
     生きていることをまずは知らせたい。そんな思いで連絡をくれる場合もあります。今は、それでいい。それだけでいい。
     善意で、「何かできることある?」と、返信を求めても、大事な綱である携帯電話の残っている予備電池には限りがある。いたずらに相手の唯一の綱を切ることにもなりかねない。
     それに、その人に、その人のいる避難所に個別に何かできることなど、遠く離れた地にいる自分たちには術がないんです。
     そこまで考えて、「今、自分に何ができるのか・・・」という判断をすること。そのうえで何かできるのであれば、それにこしたことはない。
     また、包括支援センターの立場で言うと、まずは、そのつどの中で、この機能自体が何ができるのか、どこまでできるのか、または、できないのかをきちんと職員同士で一致させておくことが重要です。
     限られた職員の中での対応です。優先順位の認識を決めておく。
     一人暮らしの高齢者の人たちが、このような状況の中で不安を感じていないわけがない。不安を感じて話しをしたくて連絡をくれる人もいる。でも、その不安をすべて解消することなど体制的にできない。
     「今、忙しいからごめんね・・・」これだけは言わない。
     「私たちも今、必要な人への対応でがんばっているよ!不安だろうけど、俺たちも今できる精一杯やっているから応援して!何かあれば連絡くださいね!」
     私はこう対応しています。
     まずは、今、専門職である私たちが、何をしているかはっきり伝える。そのうえで、一緒に今を越えていこうとエールを送る。
     あとは、不安ならいつでも連絡をくれればいい。
     これさえ確認しておけば、時間など関係なくなる。数秒の一言で、お互いが元気になれる!
     いろいろな励ましの言葉は要らない!
     やさしく、長時間話しを聞いてあげること、それができるのであればいい。でも、常にできるとは限らない!職員の中でも、ある人はやさしさを前面に出し、落ち着くまで話しを聞く。ある人は「あなた以上に困っている人もたくさんいるのよ!」
     これでは、どうしようもない。
     今、包括支援センター職員に求められているのは何なのか?
     自分の担当地域の元気な人も、要介護状態で緊急に対応しなければいけない人も含めて、今できる最善の方法をプロとして自分に持ちましょう!
     難しいことではありません。「何かしてあげる」のではなく、一緒に、  を、考えてもらうんです。
     今まで、自分が専門職として経験してきた中で持ち合わせてきたすべてで、まずは、自分の心を整理して今に向かいましょう。
     この先どうなるかわからないという不安のなかで、世の中全体が騒然としています。
     その流れに自分も巻き込まれ、自分すらも頭は働かず、身体だけが急場しのぎで勝手に動く・・・、それだけはやめましょう。専門職としての経験がみなさんにはあるんです。
     予想外に起こる一つひとつを、自分の経験を重ねたプロとしての心の中に一回きちんと通す。そのうえで動きましょう。
     ここまで書いて、改めて被災地での対応をしている各専門のみなさんに、心からエールを送らせていただきます。精神的にも、身体的にも、ぎりぎりの状態の中で、日々、対応に追われていることと思います。
     皆さん、一緒に  を越えていきましょう!! 

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