大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.10.20人がいて、形作られるもの
  •  まじめを絵に描いたような人。感情を表にすぐ出すが、あとは秋風のようにさっぱりしている人。自分が納得するまで行動には移さないが、納得するとだれよりも先頭に立ち、前を進んでいく人。
     目的に向かって、ひとつのことをやり出そうとするとき、そこには様々な人たちが集まってくる・・・。いろ~~~~~んな人たちが集まることこそ大事!このメンバーがひとつになることで、広がりと深さを兼ね備えた組織で、大きなことをやり遂げる可能性が生まれるのです。
     組織形態はあくまで形。実際はそこに関わる人たちによって形作られていくもの。
     あらゆる人たちが賛同し、協力しやすい形にすることが重要です。今まで自分が出会ったこともないような人とも手を結んでいく必要も出てきます。
     自分の今までのキャパでは、対応できないようなある意味手強い人ほど、きちんと向き合い、だれよりも先に話し込んでいくことが大切。
     つきあいを自分から積極的に行っていくことで、その人の思いや本身の部分が見えてくるんです。そして、そういう人と目的に向かって力を合わせられるようになることが、結果的には、自分自身のキャパが広がることにつながります。
     自分のキャパをそっぽに置いておいて、「この人は付き合いづらい」、「何を考えているのかわからない」などと、相手のせいにする。
     今の自分の狭い視野を変える努力をしないで、相手を閉ざしてしまう自分なら、最初から何もしない方がいい。その程度の気持ちであるなら、その程度のものしか形作ることはできない。
     石橋をたたいても渡らないような人、言うことだけは甲高い声でわめき立て、自分は何もしないという人は別ですが、こういう人以外は、必ず手をつなぎ合うことができる人たちなんです。
     自分が今まで出会ったことのないような人たちの意見こそ耳を傾ける。こういう人たちは、必ず自分の意見や理論を持っていますし、そこから教えられることはたくさんあります。人から学ぶという姿勢を持てないようならば、自分の懐に新しいキャパを広げることはできません。
     本人・家族の周りに線が延び、その線の先には、各専門機関、ケアマネージャー等の専門職が結ばれている。その周りにはさらに、近隣住民や町会・自治会などが取り囲む・・・。このような図は、書けば30分。説明も30分すれば理解できる。
     理解→形作る過程。
     この地域包括支援ネットワークというただの図に、地域住民、専門職の息吹を注ぎこもうとする時点から、ただの図は、人と人との関係づくりに変化していきます。地域づくりは人づくりだからです。だからこそ、中心となる人には、自分の成長変化とキャパの広がりが求められるんです。
     自分の中の志が試されるんです。志の大小がそのまま活動の大小につながる。
     大都市部での高齢化が急速に進む中、国や各自治体では、地域の福祉ニーズの掘り起こしや、町内会・自治会等との連携、住民による地域福祉活動の促進や福祉ネットワークの構築を図るため、様々なモデル事業や、学識経験者・専門職等を含めた検討を行っている。
     しかし、今時点でのネットワーク構築に関する明確なマニュアルやこうあるべきというものはない。100あれば、100通りの地域特性がある中で、マニュアルそのものができたとしても、活用できるものになるのかどうかは疑問である。
     今、求められているのは、地域の実情を知り、知った上で必要だと思った人たちの形作る実践です。そして、その行動の中から自分のキャパを広げてきた人たちです。
     この人たちの行動に至るまでの過程、創り上げていくまでの過程にこそ、宝が詰まっているはず。形作るのはそこに住まう、働く人。人がネットワークそのもの。このような人たちが、日本中に生まれていくことこそ、今必要なんだと思っています。
     
    秋の景色が身近に見られる時期となってきました。
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