大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2010.11.17掘り下げていく先ににじみ出てくるもの
  •  私たちは、人と向き合うことを業とする専門職。
     専門知識を持っていることが、イコール専門職ではないと思っている。
     「専門」とは、本来、人類の幸福に活かすために追求していくべきもの。これは、技術分野、文化・芸術などの専門家も同じ。
     専門を追求していけばいくほど、そこにぶち当たる。自分が今在る専門が人類の幸福のために・・・。
     そこまで大きくないにしても、今、目の前にいる人の、よりよく生きることを考えなければ、専門を極めていくことなどできない。
     要は、どの専門分野でも、「人間の生き方」、「自分自身の生き方」を抜きにしては専門を極めていく道に行き着くことなどできないということ。
     専門への理解が、「知識」の範疇であるうちは、狭義の追及でしかない。
     人間への深い理解と洞察。今の社会を見据え、広い視野をもった上で、初めて専門の知識が広く生かされていく。
     ここまで来て初めて、専門を極めたことになるのではないでしょうか?
     各分野の、専門を極めたさまざまな人とお会いしたことがあるが、共通しているのは、「自分の領域でしかものを語れない」、「自分の専門分野のことしか知らない」という人は皆無です。
     ひとつのことを極めるには、あらゆる分野の専門性が必要になってくる。 この学びの努力が、広い視野をもった専門職に育んでくれるのだと思います。
     ひとつのことを極めた人だからこそ、ときに人に感動を与え、ときに人との信頼を構築し、さまざまな人との「共感」を創ることができるのでしょう。
     専門を極めるために努力をしてきた過程・・・・。これが、その人からにじみ出てくる人間性につながってくる。知識のうえに、人間的な魅力を兼ね備えること。これは、専門を極める先に、初めてにじみ出てくるもの。
     このような専門職が、医療・福祉の世界に育まれていかなければ、専門家、専門職が、つながりあうことはまだまだ遠い先になってしまいます。
     専門を追求することと、人間性を高めていくこと、これはイコールでつながるはずだと信じています。 
     
    「極める」ということについて、ある世界的に有名なバイオリニストとの出会いを通して書いた以前の記事があります。こちらをクリックしてご覧下さい。  
     
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