大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2010.6.13発想の転換
  •  発想を変えれば、当然ものの見方も変わる。見える景色も変わってくる・・・。
     今、私たち専門職に求められているのは、このような発想の転換に思えてならない。
     自分の専門から、そして、今、働いている地域の現場から、改めて物事を考える。今、専門職に何が求められているのかを考えてみる。
     総合的な支援とマネジメントを行い、課題に向けた取り組みを実践する包括的な拠点とされているのが、私が働く「地域包括支援センター」。
     月々の相談件数は500件を超える・・・。介護予防プラン作成件数は、200件。
     
     ともすれば業務に追われ、抽出されたハイリスク高齢者に対し、既定のサービスをもぐら叩き的に提供する、個別対応に終始しがち。
     しかしそれでは、今後、なだれ的に押し寄せてくる大都市部の高齢化に、そして、多問題を抱える多数の個別ケースに対応できなくなるのは明らかです!
     そして何より、このような業務をいくら続けていても、総合的・包括的な支援とマネジメントを果たしたことにはならない。
     わが包括支援センターでは、介護予防プラン作成を積極的に、近隣の居宅介護支援事業所に業務委託をしています。
     一見、手抜きだと思われるかも知れませんが、委託することにより、ケアマネージャーと日常的に関わることが増え、予防プランだけでなく、ケアマネージャーが抱える困難ケースの対応も、ケアマネージャーから気軽に相談されることが増えています。
     訪問途中に、「ちょっと寄ってみました!」なんていうケアマネージャーも・・・ 
     それでいいんです。日常的に、相談にのったり、のられたり・・・、日常のつながりがあるから、いざというとき相談しやすいということだってある!
     もうひとつ、包括にとって頭の痛いのが、ネットワーク構築!
     「忙しい中、さらにネットワーク構築などと、もう一つ仕事が増える・・・  」 
     ・・・と、考えるのもひとつの考え方。
     私は、このネットワーク構築を、自分のため、そして、自分の包括支援センターのためにやっているだけ。
     あらゆる専門職、専門機関、そして、地域の企業、団体と、顔の見える、一歩踏み込んだネットワークを構築することは、最終的には、自分たちの包括的・継続的な支援業務に直結すること。
     そして、地域に暮らす人たちにつながっていることは、地域に暮らす人たちだからこそ、手がさしのべることができる自らはSOSの声を上げることのできない人たちに、私たち専門職が、早期につながる大きな力。
     ネットワーク構築は、包括支援センターのひとつの業務だとは思いません。
     地域住民や、専門職たちとのネットワークがあるからこそ、包括支援センターの一つひとつの業務が可能なのだと思っています。
     だから、取り組んでいるんです。包括支援センターの一つひとつの業務を行っていくための必要不可欠なものとして・・・。
     
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