器は、小さければそれなりの容量しか注ぎ入れることはできません。それは、大きな器でも同じ、注ぎ入れる量には限界があります。
それは人に例えても同じ。
人は様々な学習と経験の中から、人格を形成するために学びとっていきます。しかし入れることには限界があり、自分にとって必要のないと思われるものを選択し、器からこぼれ出しています。
こぼさなければ新しいものを入れることはできない・・・。では何をこぼしていくか・・・、それは自分の生き方を選んでいく過程そのもの・・・。現状維持を選ぶとしたら、新しいものをそのままこぼしていけばいい・・・。
新たな自分を求めるのなら、後生大事にしてきたものを捨てていく勇気も必要です。
じつは、新しく入れていく作業よりも、後生大切に思ってきたものを捨てていくことのほうが難しい・・・。
自分が変化成長するために、捨てなければいけないとわかっていても、捨てるということは今までの自分を否定するような気がするからです・・・。
大切なものを自分に注ぎ込み、必要のないものを捨てていく勇気を持つ・・・。入れて、捨てて、その繰り返しの中で、自分にとってかけがえのない太い根が、何ものにも譲れない大切な芯が育っていくんです。
心は育っていくものです。心を器に例えたら、心の器は、小さなものから大きな器に草木のように育っていくんです。草木のように育った心が自分自身の強い「芯」(心根)になるんです・・・。
だから「芯」という文字は草に心と書くんですね・・・。この歳になって、このブログを書きながら初めて発見しました…。
池上本門寺に散歩に行ったとき、そこで絵を描いていた方の絵を見ていたら、「これが私の目で見た五重塔だよ・・・

と快く写真を撮らせてくれました。
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