大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

文字サイズ:
2010.9.3013年前と変わらずに・・・。
  •  「あらぁ、やっぱり沢○さんだった!おひさしぶり~~~! 」
     朝、事務所に向かってボ~~~~っと歩いていると、見かけたことのある70歳代の方が、私に声をかけ、肩をポンッと叩いてくれた・・・。
     あっ!Kさん・・・ 
     Kさん・・・・。
     今から、13年前。デイサービスで働いていた頃、ボランティアとして毎週月曜日に活動してくれていたのがKさんだったのです。
     この業界に始めて足を踏み入れたデイサービス・・・。ここに私が入職したときには、Kさんはすでにボランティアとして活動していました。
     何をしていいのかわからず、オロオロしていた自分に、
     「あせらなくていいのよ。毎日仕事に来ていれば、技術的なことはすぐ覚える!
     それよりも、初めてでわからない今こそ、ここに来ているお年寄りたちが、なぜここに来ているのか・・・?しっかり見てごらんなさい!隣に座ってゆっくり話してみなさい!
     私はねぇ、昔から人を見る目だけは自信があるの!あなたは、人の話しを聞ける人。話したいと思える人よ!」

     こう、真剣に話してくれたことを、昨日のことのように覚えています。
     この日Kさんは、急に気温が下がり、持病の膝痛が悪化。当院に通院でこちらの方へ来たのだそうです。
     病院まで一緒に歩く道すがら、 「NHKスペシャル見たわよ!思わず自慢して旦那に言っちゃったわよ!この人はね、私が行ってるデイサービスにいたのよって!」 こんなことを話してくれた。
     Kさんを病院の総合受付まで送り、そこで別れました。
     別れ際、Kさんは私の手を握り、
     「今日は、会えてうれしかったわ!最近、苦しいことや悲しいことの連続だったの。でも、きっと、そればかりではいけない!って、神様がご褒美であなたに会わせてくれたのね。あの場所から巣立ったあなたなんだから、これからも大変だろうけどがんばるのよ!」
     と、真剣な顔で話してくれました。そう、13年前のあのときと同じように・・・。
     13年も前のこと。気づいていない私の前を、通り過ぎようと思えば、通り過ぎれたはず。
     それを、膝が痛いのにわざわざ背伸びして、私の肩を叩いてくれた・・・。そして、昔と変わらず、Kさんの表現で、心からのさりげない励ましを下さった。
     こんな出来事を、うれしく思わないわけがない。心動かされないわけがない。
     もうひと踏ん張り!この地域で、自分が大切と思ったことをやり遂げたいと思います。その力を、また人からもらうことができました。
     Kさんは、今でも、私がいたデイサービスでボランティアとして活動しています。そして、今でも職員たちを、私にしたように、きっと励まし、元気づけていることでしょう。
    DSCN3242.jpg
    DSCN3239.jpg
    IMG_0790.jpg
    IMG_0762.jpg

    事業所: 未分類

    カテゴリー:タグ:
    Pocket
    LINEで送る

    コメントを残す

    CAPTCHA